時恋 ~since 1200 years ago~ (ページ6)

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入学式は無事に終わり、担任に連れられて教室に向かっている。

大「ついに高校生！the青春の始まりですね。高校生は初体験なので楽しみです。」

「そうなの？」

大「はい。今までなぜか17歳以上生きれなくて…生きれても色々あって中学校までしか通えなかったんですよ。」

「それ、私も同じ。私も15歳以上生きた事なかったから…」

大「平安時代の時の年までしか生きれてなかったんですね、俺たち」

「でも、生まれ変わったら大吾と同い年になるとは思ってなかった。」

大「俺もですw」

笑いあって歩く。この感じ…懐かしいなぁ。昔もよく庭を廉と大吾と流星と四人で歩いてた。

そんな時

女「永瀬君かっこいー！」

女「皇子様ー！」

そんな声が聞こえてきた。みんなキャーキャー言ってるけどそんなかっこいいの？

大「そんなにかっこいいんですかね？」

大吾も同じ事を思ったみたい。

「さぁね。廉ほどじゃないでしょ」

廉よりかっこいい人なんて1200年で一人も見たことないし。

大「ですねw」

大吾もそう言った。