時恋 ~since 1200 years ago~ (ページ5)

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「そう言えば、大吾は今までどこに住んでたの？ここら辺では、ないよね？」

今の私は生まれてからこの地域から引越していないから、ここら辺の事は知っているつもりだし。

大「はい。ずっと関西の方にいました。でも…帝様の日記を見て…」

帝様？おじ様の日記？

「どういう事？」

大「今はインターネットが普及しているじゃないですか。それで、少しでも廉と流星とA様の手がかりを、と思って色々調べてて…ここら辺に廉と流星とA様が居るかもしれないと思って、一人で引越して来たんです。」

「その手がかりがおじ様の日記だったの？」

大「はい。」

「まだあったんだ…燃えちゃってたと思ってた…」

私と、一緒にいた家臣たちと一緒に…

大「だからきっと…廉も流星も近くにいると思うんです。」

大吾の瞳には希望の光が宿っていた。