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27 廉side ページ28
ここは…どこや?夢ん中?
つめたっ……なんや?水?俺水ん中におるんか?いや正確には夢ん中で水ん中に居るんや。下を見ても底が見えない。でも、水は驚くほど透き通っていた。
廉「俺…なんで…」
こんな夢、初めてや。
廉「っ…なんや…」
びっくりした…やって目の前に鯉が泳いでんやもん。
廉「んっ……」
頭がずきっといたんだ。なんやねん、この夢。
『廉!廉!』
誰や?女の声が響く。
麗美の声やない。けど、なんか懐かしい声。昔、そしてつい最近も聞いた気がする声。
『廉…ごめんね…』
誰なんや?
『行ってらっしゃい、廉!』
誰なんや!
廉「は!………はぁ、はぁ………」
やっと目が覚めた。あの声はいったい………
時計を見るともう数時間たっていた。
俺は…なにか重大な事を忘れている気がする………
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作者名:L | 作成日時:2015年7月25日 23時