☆標的268☆ ページ46
ボールを投げた後デザームは審判である古株さんを見た。
デザーム「審判。私とFWのゼルとポジションチェンジだ」
デザームとゼルは自分たちの服に付いているエイリア石に触ると一瞬でユニホームが変わった。
円堂「デザームがFWに」
そう言った円堂の前にデザームが立った。
デザーム「あの男とAが使えない今興味はお前だ」
円堂「俺？」
誰が使えないって？
ほんとムカつくなあ。
デザーム「宣言する。正義の鉄拳を破るのはこの私だ！」
円堂「っ！？」
A「円堂に近寄んなクズ」
ボソッ聞こえないのように呟いた。
ボールは鬼道に渡った。
その背後にはデザームが立っていた。
驚いた鬼道の一瞬の隙をつきデザームはボールを奪って走り出した。
次々とみんなを薙ぎ払って円堂に近づいていく。
A「キラースライド」
デザーム「！！！」
ボールを奪った後振り向くと足を抑えて蹲っているデザームがいた。
上手くいったみたい。
ちゃんと足首に当たった様ね。
A「あら？もしかして痛めちゃった？ごめんねぇ〜」
デザーム「白々しいっ！今のはワザとか！？」
A「そんなわけないよ！たまたま起こった事故だよ！！」
手を差し出すとデザームは苦しげに息をしながら私の手を掴んで立ち上がろうとした。
あははは！私の手掴んじゃうんだ？
A「これで終わると思わない事ね。士郎を傷つけた事絶対許さないから」
掴まれた手から力を抜いたらデザームはそのまま後ろに反った。
デザーム「おまっ！？」
尻もちを付いたデザームは私を睨み付けた。
A「危ないなぁ？なにしてるの？」
笑ってそう言えばデザームは目を見開いている。
なんで敵の私の手を借りようとしてるの。
もう敵なんだよ私たちは。
試合が再開してボールはまたデザーム。
デザームは足の痛みなんて感じさせない走りでまたみんなを薙ぎ払っていく。
･･･なんてありえないよね。
額に脂汗をかきながら懸命に走っているデザーム。
よっぽど痛いんだねぇ。
別にどうでもいいけど。
A「邪魔だなぁ」
さっきのデザームに対するキラースライドのせいで私に対するDFが3人に増えた。
こうしてる間にもデザームは円堂に迫っている。
A「鬱陶しい」
1人ずつ足を踏んで通ってやろうか。
まぁ、とりあえずこのままにして円堂に任せよう。
円堂の新しい技ならデザームの技も止められると思うしね？
と思っていたら正義の鉄拳が破られた。
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彩生(プロフ) - きぃさん» コメントありがとうございます！！更新頑張りたいと思います！ (2017年12月3日 11時) (
レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ(プロフ) - 面白いですので、更新がんばってください！ (2017年12月3日 11時) (レス) id: 6953351f31 (このIDを非表示/違反報告)
彩生(プロフ) - いまづきさん» コメントありがとうございます！！早く更新できる様に頑張りたいと思います！ヾ(`･ω´･)ゞ (2017年11月22日 9時) (レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ (2017年11月20日 22時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
彩生(プロフ) - 詩子さん» コメントありがとうございます！たしかにこの作品を数年は放置していたのでそう思われても仕方ないとおもいます(笑)でもやっぱり最後まで書きたいと思ってるのでこれからも良ければ読んで下さったら嬉しいです。ファンって言って貰えて嬉しかったです！ (2017年9月3日 23時) (レス) id: 7bea5e0c46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩生 | 作成日時：2017年7月9日 18時
