★標的253★ ページ31
あれから何度も技の練習を重ねて、立向居はマジンザハンドをものにした。
そして、その日の夕方に円堂の様子は前のように戻り、立向居がキャラバンに参加することになって、またキャラバンは賑やかになった。
で、私たちは今沖縄に向かう船に乗っている。
沖縄に炎のストライカーが居るって情報が入ったらしくて、円堂が豪炎寺だ！って言い張ったので向かう事に。
まぁ、確実に豪炎寺なんだけど。
アイツもう少しちゃんと隠れろよ。
なんでそんな情報がでることやってんの。
追われてる自覚ないのかな？？
壁山「〜あぁ。暑いっすね」
壁山はタオルを首に巻きながらグダっとベンチに腰掛けていてその隣では、マフラーを巻きながらもそれで扇いでいる士郎がいた。
A「士郎ちゃんと水分とってね」
吹雪「うん、ありがとうA」
士郎に用意しておいた飲み物を差し出せばお礼を言って受け取ってくれた。
目金「うわぁ〜珊瑚ですよ珊瑚！あんなに沢山！」
目金は体を手すりから乗り出しながらしたの珊瑚を眺めていた。
壁山「目金さん、そんなに乗り出したら危ないッスよ」
目金「うわぁっー？あぁぁぁ！？」
壁山が注意をした瞬間目金の体は海に投げ出された。
A「あの馬鹿っ！」
急いで手すりまで近寄って下を見れば、
目金「誰かっ！誰かあぁぁ！！」
目金は手足をバタバタさせてもがいていた。
私は靴を脱いで海に飛び込んだ。
吹雪「Aっ！！」
後ろから士郎が私を呼ぶ声が聞こえたけど、それより目金だ。
どんどん沈んでいく目金を追いかけて私も下に潜り、目金の服を掴んだ。
くそっ！
服が水を含んでめちゃくちゃ重い！！
がっしりと掴んで上に上がろうとするもバタバタと暴れる目金と服のせいで上手くいかない。
手こずっていると突然、目の前に褐色の腕が伸びてきて、目金の体を一緒に引っ張ってくれた。
驚きながらも、助けてくれた人に感謝しながら2人で目金を引き上げた。
A「ぱぁっ！」
「お前！自分で泳げるか！？」
水面に上がって息を吸い込むと助けてくれた男の人がそう聞いてきた。
A「泳げる！」
「じゃあ、泳げ！俺はコイツを引っ張るからお前は自分の事だけ考えろ」
A「わかった」
返事をするとその人は目金の首に巻いてあった服を掴みながら泳ぎ始め、私はそのあとを泳いだ。
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彩生(プロフ) - きぃさん» コメントありがとうございます！！更新頑張りたいと思います！ (2017年12月3日 11時) (
レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ(プロフ) - 面白いですので、更新がんばってください！ (2017年12月3日 11時) (レス) id: 6953351f31 (このIDを非表示/違反報告)
彩生(プロフ) - いまづきさん» コメントありがとうございます！！早く更新できる様に頑張りたいと思います！ヾ(`･ω´･)ゞ (2017年11月22日 9時) (レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ (2017年11月20日 22時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
彩生(プロフ) - 詩子さん» コメントありがとうございます！たしかにこの作品を数年は放置していたのでそう思われても仕方ないとおもいます(笑)でもやっぱり最後まで書きたいと思ってるのでこれからも良ければ読んで下さったら嬉しいです。ファンって言って貰えて嬉しかったです！ (2017年9月3日 23時) (レス) id: 7bea5e0c46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩生 | 作成日時：2017年7月9日 18時
