☆標的226☆ ページ4
士郎もボールを奪うためにコーマ達を追いかけていた。
が、アツヤを抑えるように走っているからか、いつもよりもスピードは出てなかった。
風丸「そんな事があるはずない！俺達が追いつけないなんて！！」
風丸は必死でコーマとクィールを追いかけるがちその差は縮まらず、どんどん開いていった。
風丸「ダメだ追いつけない･･･」
風丸の走る速度が落ちた。
あ、やばい。
本当に風丸の暗示が解け始めてる。
これはもう1度かけ直さないと。
でなきゃ心が壊れてしまう。
そして、ボールはコーマからグランへと渡った。
風丸「円堂！」
風丸は円堂の元に必死で行こうとするがグランに見られ、足が竦んだのか、そのまま止まってしまった。
ただ、見られただけなのに。
きっと風丸には睨まれてるように感じたのかもしれない。
グランはまたノーマルシュートを撃った。
円堂「こんどこそ！･･･マジンザハンド！」
またもや、呆気なくマジンは消し飛んでボールがネットに吸い込まれる。
円堂は膝をついて前から倒れた。
角馬「決まったぁ！ジェネシスこれで１５点目だ！」
角馬の実況が響く中、私は瞳子さんに話しかけた。
A「ねぇ、瞳子さん。いつまでこの馬鹿げた試合を見てないといけないのかな？」
瞳子「A･･･」
流石に我慢の限界な訳よ。
１５点も何も出来ずに取られ、ボロボロになるみんなを眺めてないといけないとか何の拷 問？
A「いい加減にしよう。これ以上は待てない。早く私を試合に出しなさい。これは命令だ。従わなければどうなるか分かるでしょ？」
私は瞳子さんに初めて殺気と凶器を向けた。
腸、煮えくり返ってんだよ。
瞳子「っ！？わ、わかったわ。A、出てくれる？」
A「遅すぎるっつーの」
瞳子さんは私に殺気と凶器を向けられるなんて思ってもなかったのか、今までに見た事も無いくらい怯えて、声も震えていた。
今回ばかりは瞳子さんが悪いから私は絶対に謝らないからね！
ベル「姫頑張って！」
フラン「頑張ってくださーい」
マーモン「応援してるよ」
スク「みせつけてやれぇぇぇ！」
ルッス「Aちゃんファイト！」
A「うん！頑張ってくるよ！」
みんなから応援されてグラウンドに入ろうとしたら。
XANXUS「A」
A「なに？」
後ろを振り向くとジッと私を見つめるXANXUS。
A「分かってる。だからみてて！」
何となく言いたい事がわかった私は、笑顔でXANXUSに手を振ってグラウンドに入った。
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彩生(プロフ) - きぃさん» コメントありがとうございます！！更新頑張りたいと思います！ (2017年12月3日 11時) (
レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ(プロフ) - 面白いですので、更新がんばってください！ (2017年12月3日 11時) (レス) id: 6953351f31 (このIDを非表示/違反報告)
彩生(プロフ) - いまづきさん» コメントありがとうございます！！早く更新できる様に頑張りたいと思います！ヾ(`･ω´･)ゞ (2017年11月22日 9時) (レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ (2017年11月20日 22時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
彩生(プロフ) - 詩子さん» コメントありがとうございます！たしかにこの作品を数年は放置していたのでそう思われても仕方ないとおもいます(笑)でもやっぱり最後まで書きたいと思ってるのでこれからも良ければ読んで下さったら嬉しいです。ファンって言って貰えて嬉しかったです！ (2017年9月3日 23時) (レス) id: 7bea5e0c46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩生 | 作成日時：2017年7月9日 18時
