☆標的225☆ ページ3
そんな事より私は士郎が心配。
今のシュートをみて、士郎の中にいるアツヤが大人しいわけないもん。
そう思って士郎をみると、何かを振り払うように頭を振っていた。
またアツヤに言われたのかもしれない。
円堂「なんてパワーだ。これがジェネシスのパワー･･･でもまけない！」
円堂の手は痺れているのか震えてるのが遠目でもわかった。
円堂「もうゴールは許さない！」
グラン「ふっ。それでこそ円堂くんだ！」
グランは楽しそうに一瞬笑ってそう言った。
お前は円堂の何を知っていると言うのだ。
って思った。
ウルビダ「グラン！」
試合が再開されボールを持ったウルビダはさっきとは比にならない位のスピードで、リカと一之瀬を抜いて、ボールをグランにパスした。
グラン「行くよ、円堂くん！」
円堂「今度は止める！」
グランはボールを貰うと一声円堂にかけてからまたノーマルシュートを撃った。
一声かける辺り余裕を感じさせるよね。
君を気遣ってますよ。的な？
円堂「マジンザハンド！」
円堂はまたマジンザハンドを繰り出した。
が、また破られてボールと共に円堂がネットに入った。
円堂「うわぁぁ！」
風丸「円堂！！」
角馬「またしてもマジンザハンドが破られたぁぁぁぁ！」
円堂「ぐっ！！」
円堂は悔しげに掴んだボールを握った。
角馬「これは一方的な試合ぁぁぁ！ジェネシスまたまた追加点！既にスコアは１０対０！！」
あれから試合は進み。
雷門が１点も入れられず、ジェネシスが一方的に点数を取る試合が繰り広げられていた。
あーあ。
こんなの試合って言えるのかな？
ねぇ瞳子さん。
まだ私を出さないの？
このままじゃみんなの心が折れちゃうよ？
風丸「何とかしないと！このままじゃ円堂が！！」
風丸の言葉通り円堂は何度もシュートをその身に受けてボロボロだった。
見ていて可哀想になるくらい。
風丸はなんとかジェネシスからボールを奪おうと走り出す。
風丸の目の前にはボールを持ったコーマとクィール。
風丸はボールの動きで目で追って奪おうとするも、コーマはクィールにパスし、クィールは風丸の股下を潜らせるという高度な技術を風丸に見せつけた。
風丸「！？」
そして、風丸の後ろをクィールはすり抜けていく。
風丸は驚いて止まってしまっていた。
あ。
もしかして、私の幻術より、風丸のジェネシスに対する恐怖心が大きくなってるかも。
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彩生(プロフ) - きぃさん» コメントありがとうございます！！更新頑張りたいと思います！ (2017年12月3日 11時) (
レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ(プロフ) - 面白いですので、更新がんばってください！ (2017年12月3日 11時) (レス) id: 6953351f31 (このIDを非表示/違反報告)
彩生(プロフ) - いまづきさん» コメントありがとうございます！！早く更新できる様に頑張りたいと思います！ヾ(`･ω´･)ゞ (2017年11月22日 9時) (レス) id: 82193f36c1 (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ (2017年11月20日 22時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
彩生(プロフ) - 詩子さん» コメントありがとうございます！たしかにこの作品を数年は放置していたのでそう思われても仕方ないとおもいます(笑)でもやっぱり最後まで書きたいと思ってるのでこれからも良ければ読んで下さったら嬉しいです。ファンって言って貰えて嬉しかったです！ (2017年9月3日 23時) (レス) id: 7bea5e0c46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩生 | 作成日時：2017年7月9日 18時
