完全復活 ページ44
「今日から頑張ってくるね」
「当たり前よ、炎柱のとこの倅のため、そして、鬼殺隊の柱として、頑張ってらっしゃい」
3人を連れて道場の門をくぐる、炭次郎は山に向かって一礼し、後を急いでついて来た
「僕は新しい任務が入ってるんだ。3人とも、強く生きてね、絶対、次も会おう」
3人の頭を順番に撫でる、善逸に関しては嬉し過ぎてにやけが止まっていない
「何か困ったら、僕にカラスを飛ばしてくれ、できる限り手助けはするよ」
自分のカラスを肩に留め、コショコショと話すカラスに耳を傾ける
「Aさんも、無理しないでくださいね」
不安そうな炭次郎にニッコリ微笑みかける
「無理なんかしないさ、でも、柱が1人一ヶ月休養を貰ったんだ。これは、柱としての恥、祖母の顔に泥を塗り、煉獄さんへの無礼に値する、これから、挽回しないと!」
清々しいほどの笑顔を向けて、彼女は次の任務へ向かった。
「あの人なら大丈夫、だって、他の柱に負けないくらい強い音がしたんだもん、打たれ弱いけど、人は打たれて叩かれて強くなるもんだよ」
「あぁ!俺たちも負けてられないな!」
炭次郎たちもモチベーションを上げて行き、任務へと足を運んだ
「なぁ、知ってるか?」
「なんだ?」
任務が終わり蝶屋敷で修行を積む3人、休憩の時にふと善逸が話し始めた
「Aさんのじいちゃん、誰だと思う?」
炭次郎は悩み、伊之助は特に気に留めていなかった
「うーん…誰だろう」
「驚くなよ」
そっと3人で集まり、善逸が小さな声で話す
「実は…鱗滝さん、て人らしいぜ…元水柱の」
「え!?!?鱗滝さんが!?」
「誰だ?」
炭次郎のリアクションに目をつけた善逸は、言い寄り詳細を求めた
「鱗滝さんは俺の育手なんだよ…」
「世間、て狭いもんだなー」
元水柱と元氷柱の孫とは、Aはなかなか素晴らしい遺伝子を受け継いでいるらしい
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
トウセ(プロフ) - 強く生きよ乙女の更新して下さい!!お願いします! (2017年10月14日 10時) (レス) id: 1bdce7f715 (このIDを非表示/違反報告)
ほほふー - 面白いです!!どんどん更新するのをまっておりますです!! (2017年8月22日 22時) (レス) id: 0a6d4540cc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ