【銀魂】銀時さん家の鬼嫁!２

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「公開処刑じゃんこんなの、嫌がらせじゃん」




白と青で綺麗な菊が描かれたNEW着物。
近所のスーパーに行く格好ではない。
端から見たらおかしい人だ。




「ほう」

「………」

「そなたから、嵐の前の静かな音が聞こえるでござる。真っ直ぐで強く、皆を黙らせる強」

「あ、安売りしてる」

「…聞いているか？」

「傷酷…」

「……」




あからさまに変わっている人に声をかけられスルーを決め混む。
しかも買っているのがヤクルコ。
どこの高杉だとツッコミたくなる。

無視を決め混んでいるが、ひとつ。
勘違いされては困る。
“一応”いっておかなければならない。




「……………この着物罰ゲームなんで。
…普段からこんなの、……着てないんで」




恥ずかしい。
彼の今にも微笑んでしまいそうな柔らかな雰囲気も、ハラタツ。

目を合わせずにボソリと告げた。




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