憧れの日常 (ページ3)

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日常3 ランチタイム with 1-A ページ3

『み、翠くん？』

「Aくんだ、最近会えてなかったから嬉しい……、癒し……。」

そう言ってガバッと勢いよく抱きしめられる。

『ぎゅむっ！？』

「ふふふ、かわいい……☆」

完全にホールドされた。身動きひとつとれない。
抱きしめられながら、そっと翠くんの顔を覗いてみる。

「……… ♪」

『………。』

嬉しそうだからいっか……。
抵抗するのを諦め、抱きしめられることにした。

数分後――

まだ話しているひなたくん達を見てみるけど……
まだお話が終わらなそうだなぁ。翠くんはまだ離れてくれないから動けないし……。

「Aくん、こんにちはッス！翠くんがまた、Aくんを抱きしめてるんスね！」

入り口から入ってきた鉄虎くんに話しかけられる。

『うん、もう慣れたから大丈夫だけどね…！』

「なら良かったッス！Aくんもいろんな人に抱きしめられて大変ッスね……。でも、簡単にAくんを抱きしめることが出来る翠くん達がうらや……」

『うらや……？』

「うおおお、な、なんでも、なんでもないッス！！」

『？？？？』

「Aくんはあまり気にしなくて大丈夫だから。これ以上増えたら鬱だ……」

2人の言っていることがよく分からなかったけれど、一応頷いておくことにした。