幼馴染みが轟さんといつも一緒にいる件 (ページ6)

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5話：年明けページ6

私は着物を着ていつもの公園まで向かった。
今日は私の誕生日でもあり、元旦だからだ。

えっ？私が着物を着ている理由？

私が着物を着ている理由は焦凍の家は昔から正月には基本着物を着る習慣があるからだ。

公園に着くと着物姿で一人公園で立つ幼馴染みの姿があった。

A：「あけましておめでとう！今年もよろしくお願いします」
焦凍：「あけましておめでとう。そして15歳おめでとうな、A！」
そんな一言と一緒に私の目の前にはプレゼントが用意されている。
薄いピンクを基調とした梅の絵が描かれた包装紙だ。

なんだろう？この包装紙のおかげでプレゼントが和菓子の詰め合わせしか思いつかないんだけど…(泣)

A：「ありがとう、ありがたくいただくね♪ごちそうさま！」
焦凍：「あ、いや食べもんじゃねぇんだが…」
A：「えっ？そうなの？じゃあ何？」
焦凍：「開ければわかるから…」
A：「えっ？開けちゃっていいの？」
焦凍：「あぁ」
A：「じゃあ、お言葉に甘えて…」

プレゼントが入っている包装紙を丁寧に剥がし箱を開けて見ると…

んっ！？⁄(⁄ ⁄•⁄ω⁄•⁄ ⁄)⁄

そこには箱に詰められたイヤリングがあった。

焦凍：「姉さんがこういう方が女子は喜ぶんだって言うからあげたんだが…。……気に入らねぇか？」
A：「ううん。嬉しいよ。すごく嬉しいよ。」
頬がかぁっと熱くなる。

あれ？今冬だよね。元旦だよね？

焦凍：「よかった。」
その言葉と同時に私の唇は焦凍に奪われたのだった。

いや、てかそれが1番の誕生日プレゼントなんですけど！？