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よし、決めた。あれにしよう。
「こっくりさんは今、何をしてますか。」
ち き ゅ う い っ し ゅ う
「っハッヒw可愛すぎでしょww」
「凛、笑ってあげないで、こっくりさん泣いちゃう」
「…ふっ…」
可愛いかよ。
「次、凛だよ」
「あっ、そっか、私か…ん〜む…あっ、今日の晩ご飯は何ですか!」
お む ら い す
…ふーむ、凛の家の晩ご飯はオムライス…と、いいな〜
てか今度、凛の家遊びに行きたいな…
うん、いや、今考えてることでは無い。
頭を軽く降って、次は何を質問しようか、考える。
「…明日の体育の授業は何ですか」
ど っ じ ぼ ー る
ドッジボール
別に苦手な運動ではない。いや、そもそも運動は得意だ。
だからドッジボールも普通に好きだ。
「ひょ〜…私苦手だ。でも千咲は得意だもんね」
「うん、得意。ドッジボールは好きだし」
「いいな〜、…ってか、どうする?もうやめる?」
「…そうだね、やめよう。じゃ、せーのっ!」
合図をして、やめる準備。
最後の最後まで終わらせなければ、こっくりさんは帰らない。
「「こっくりさんこっくりさん、どうぞ、おかえりください。おかえりになられましたら、はいの方へお進み下さい。」」
…はぁ…
よし、無事にはいの方へ進んだようだ。
そして、次に十円玉を賽銭箱に入れ、紙を燃やす。
「凛、どうする?十円玉か、紙」
「私紙やる。だから、千咲は十円玉。」
「わかった。それじゃ、十円玉は私がやるね。」
「それじゃ、凛、また明日」
「明日〜」
凛とわかれをつげたあと、私は神社に向かい、無事に十円玉を賽銭箱に入れることが出来た。
あとは、凛が途中で紙を放棄しなければいいが…
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