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ページ8

よし、決めた。あれにしよう。


「こっくりさんは今、何をしてますか。」

ち き ゅ う い っ し ゅ う


「っハッヒw可愛すぎでしょww」

「凛、笑ってあげないで、こっくりさん泣いちゃう」

「…ふっ…」

可愛いかよ。

「次、凛だよ」

「あっ、そっか、私か…ん〜む…あっ、今日の晩ご飯は何ですか!」

お む ら い す

…ふーむ、凛の家の晩ご飯はオムライス…と、いいな〜

てか今度、凛の家遊びに行きたいな…
うん、いや、今考えてることでは無い。

頭を軽く降って、次は何を質問しようか、考える。

「…明日の体育の授業は何ですか」

ど っ じ ぼ ー る


ドッジボール

別に苦手な運動ではない。いや、そもそも運動は得意だ。
だからドッジボールも普通に好きだ。

「ひょ〜…私苦手だ。でも千咲は得意だもんね」

「うん、得意。ドッジボールは好きだし」

「いいな〜、…ってか、どうする?もうやめる?」

「…そうだね、やめよう。じゃ、せーのっ!」

合図をして、やめる準備。
最後の最後まで終わらせなければ、こっくりさんは帰らない。

「「こっくりさんこっくりさん、どうぞ、おかえりください。おかえりになられましたら、はいの方へお進み下さい。」」

…はぁ…

よし、無事にはいの方へ進んだようだ。
そして、次に十円玉を賽銭箱に入れ、紙を燃やす。

「凛、どうする?十円玉か、紙」

「私紙やる。だから、千咲は十円玉。」

「わかった。それじゃ、十円玉は私がやるね。」
「それじゃ、凛、また明日」

「明日〜」

凛とわかれをつげたあと、私は神社に向かい、無事に十円玉を賽銭箱に入れることが出来た。
あとは、凛が途中で紙を放棄しなければいいが…

▽→←こっくりさん



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設定タグ:怪談 , オリジナル   
作品ジャンル:ホラー, オリジナル作品
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作者名:ゆめもち | 作者ホームページ:無いのです  
作成日時:2020年10月28日 20時

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