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3人でぞろぞろと部屋に入り込む。
白石は先程よりも興奮して、鼻息が荒くなっていた。
「久々に火照ったぜ…！！」
「白石！女ってのは抱き心地だ！
やはりもっと太めじゃないと」
キロランケが手を左右に動かしながら何やら
熱弁しているが白石の耳には全く入っていない。
もしも白石が本気で好きなら、応援するべきだろう。
そう思い、私は白石の肩に手を置いた。
彼は不思議そうにこちらに振り向く。
『白石、本気で好きならもっと誠実そうにしなきゃ
まずは私の蹴りを耐えられるようになろう』
「Aちゃんはただ蹴りたいだけじゃない？？
もういいもんねー！！俺は女将に会いに行くんだ！」
『あ、ちょっ！』
私が呼び止める前に、白石は部屋を飛び出してしまった。
再びベットに腰を下ろして頭を抱える。
『早速
「まぁ、勝手に帰ってくるだろう。
それより俺達は飯でも食いに行かないか？」
『確かにそうだな。ご飯に行こう！』
キロランケの誘いに、私は羽織を着て部屋を出る。
すると、丁度アシリパ達も部屋から出てきた。
そのまま私達は一緒にご飯を食べに行くことにした。
*
その頃、白石は地下室に居た。
突然床が抜けて、こんなところに落ちてしまったのだ。
そこは灯りが一つも無く真っ暗闇だった。
白石は、口からマッチを吐き出して火を起こす。
そして、あらわになった地下室の様子を見て
目を見開いて、体を硬直させた。
「拷問室…とんでもねぇ奴がこのホテルにいる」
濃い血の匂い。赤黒いシミ。見るからに怪しい器具。
このホテルがただのホテルでは無いことに気が付く。
その瞬間。マッチ棒の火が消えた。
と、同時に背後に迫った人物に口を抑えられ
首元に注射器で何かを打ち込まれる。
「家永……？！」
白石を襲ったのはこのホテルの女将である家永だった。
薬のせいでぐたりと脱力する白石を手際よく怪しげな器具に括り付けながら家永は語った。
「ここは私が作りあげた殺人ホテルだ。
私の体に足りないものを他人から奪い続けるための」
家永は、さらに続ける。
「白石に欲しいところは無い。
金塊の暗号である入れ墨ごと薬品で溶かしてやる」
「アンタ…囚人…」
白石の問い掛けには答えず、家永は怪しげに笑った。
「私が欲しいのは牛山の強い体と、
アイヌの少女の美しい瞳。
そして男装をしている彼女の柔らかい体だ」
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セミ⭐︎ - 月島ァン“！！ (4月27日 19時) (
レス) @page42 id: 6201ff5e9e (このIDを非表示/違反報告)
セミ⭐︎ - ゲンジロウちゃん可愛いですよねぇ、「上手く、踊れない、ブヒィッ！」が好きすぎてもう1日に最低一回は見ていますw (4月23日 17時) (レス) @page37 id: 1c9608ec9f (このIDを非表示/違反報告)
作者 - セミ⭐︎さん» 本当にお待たせしました…！今後は更新頑張りますね！！自分の推しキャラは谷垣と杉元と月島です。早く谷垣を踊らせたいです^^ (4月22日 16時) (レス) id: f336fb7281 (このIDを非表示/違反報告)
セミ⭐︎ - ぬおぉ！更新ありがとうございます！ずっと待ち侘びておりました！すぎもっちゃん、夢主ちゃん、､､､ぐへへへh、ン“ん、すいません尊すぎてつい、作者様の推しキャラはおりますか？自分は複数人いるのですが杉元、尾形、月島が好きでございます (4月22日 15時) (レス) @page36 id: d5e2d1caf3 (このIDを非表示/違反報告)
セミ⭐︎ - 作者様、大丈夫ですか？無礼は承知なのですが、続きが欲しいです。こんな気になるとことで終わられては、夜も寝れません！何かあるのでしたらご報告お願いします。更新できなくなってしまったなど、何かお願いします (4月12日 22時) (レス) id: d5e2d1caf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：眠いです。 | 作成日時：2024年3月21日 0時
