私が見えていますか？

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JKsaid








撮影を中止し病院にきた





一緒に来たのは
ナムヒョンと、ホソギヒョンと、ジミニヒョン





残りのヒョン達はまあそうだな、と思う








病室に入ってみると
あんな細い腕に点滴が何本も繋がってた



繋がれている腕を見ると
今にも折れそうなぐらい細いのに
痛々しい痣が何個もあった







すると急にうなり出したあの人





見ていて心が痛かった
押し潰されそうになった
ここまで苦しめているのは
僕達のせいなんだ








なんとか落ち着いて
スタイリストさんと元気に話している姿を見て
少し安心した




でも思った
僕達が居ない方が幸せなのかもしれない、と








あの人と僕達だけになり
ナムヒョンが必死に言葉を探して
やっと出た言葉




ナムヒョンはとても辛そうだった
楽屋でのあんなヒョンは見たこと無かった
あの人の名前を泣きながら謝る姿




でも、名前も呼ばず、距離が開き切った敬語
すぐに会話が終わる
するとあの人から出た驚きの言葉







黙ってたホソギヒョンもジミにヒョンも
目をあけて驚いていた、もちろん僕も
言われたナムヒョンは辛そうな顔をだった





ジミニヒョンは怒っている、というより
こんな状況に耐え切れなくて出ていったと思う




そんなヒョンを見る目も
その後に発した言葉も驚く程に冷たいあの人





黙ってヒョン達が出ていくのに
ついて行こうと思った
けど、今ここで何かしておかないと
僕達は一生変われないかもしれない





何されても何言われてもいいと思った









『 貴方は何でまだ居るんですか？ 』









正直に、僕はずっと変わりたかったのかも
この人との関係も弱い自分からも






だから、少しずつでもいい
自分のしてしまった過ちに気付き
変わって行こうと思った









｢ Aヌナ、ごめんなさい ｣









今は謝ることしかできない
それほど僕達がしたことは大きいんだ





だから、僕だけでも変わりたい
もう一度Aヌナと戻りたい

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