降谷さんの妹は魔女でした。

38 ページ47

「魔法省って？」

やっぱ、気になるよね。

『魔法省は、んー簡単に言えば魔法界の政府かな。魔法使いや魔女があちこちにいるんだってことを、マグルに秘密にしておくこと。が仕事内容な組織。日本でも魔法省って言ってたかは覚えてない！』

「え、覚えてなくていいの？」

『大丈夫。なんとかなるから』

「自由だね…でもそのおかげで大騒ぎになってないんだ。大変そうだね。Aさんはなんのお仕事しているの？」

『今は秘密。まあ、今度教えるよ』

「え〜」

なんの仕事かはまた今度教えよう。決して、説明がめんどくさいから。とかじゃない！

すると、プルルルル、プルルルルと電話が鳴る。あ、今魔女って電話持ってるの？とか思ったでしょ。持ってるんだから。

『ハァイ！ベル！こちらA』

しぃー！とコナンくんにジェスチャーで伝える。なんか驚いてるっぽいが。仕事の電話だった。

《もしもし！A？大変なの！死喰い人の残党のしかも下っ端のやつがなぜか日本に行っちゃったの！しかも呪い、一発ぶちかましたらしいの！マグルいるところで！》

『え？アレの下っ端が、(呪いを)一発ぶちかましたらしい！見られてないわよね！(マグルに)バレたらやばいわよ！ボス(上司)が怒る！』


※この会話は、コナンくんにはAさんが話したことしか聴こえてません。()は口に出してないので。


《だから！Aそっちにいるでしょ?一応私が今すぐそばにいるけど、やばくなったら呼ぶ。って！警察ぅ？》

『え？警察に見つかった？見られたら、(記憶)消しといて！全員っ』

ええええ！ってコナンくんに睨まれてる。あれ？私何かした？

《無茶よ！貴方オブリビエイト得意だけど、私そこまでじゃないんだから！》

『私だって(記憶)消すのそこまでうまくないわよ！ってそんな場合じゃないから！騒ぎがでっかくならないうちに早く』

《あー！もー人使い荒いんだからもう！ボス(上司)に怒られるよ！》

『大丈夫、ボス(上司)そこまで怖くないから！』

と、またコナンくんに睨まれてる。？

《あ、とにかく一旦切るから！終わったらまたかける！》

『了解！さっさと消しちゃいなさいよ！ベル！』

ツーツーツー

と、ここで電話が切れた。なんでこんなにコナンくんに睨まれてるんでしょうか？消す消す言ったから？

「Aさんのこと信じてたのに！」


ええええええええ⁉どう言うこと？

39→←37

ラッキーカラー

あずきいろ

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す