【wt】書く予定のない短編 (ページ6)

今日:1 hit、昨日:0 hit、合計:902 hit

⿴⿻⿸ hnzkくんと勘違い、1 ページ6

プラス垢に載せてたネタを解像度上げただけで本当に書きたいとこだけ

「先輩って荒船先輩のこと好きなんすよね?」

「えっ?」

荒船隊の隊室にお邪魔して半崎くんと2人でゲームをしていたはずだった。

次はどのマップ?と聞こうと思い開けた口が塞がらない。
私が荒船くんのことを??好き???

え???

驚いて何も言えずに口をはくはくさせていると言わなくてもわかりますよ、と続けられる。

違う、違うよ。そうじゃない。
その一言が言えればどれだけいいのかと思うがその一言がどうしても出てこない。

「応援しますよ」

私の初恋が終わった、そう思うくらいにはショックだった。

□□□□□□□□

「でさ!ねぇ!聞いてる!?」
「うるせーな聞いてるよ」

今こうして愚痴を聞いて貰っているのは半崎くんに私の好きな人と見事に勘違いをされた荒船哲次だ。

「だっておかしくない!?私半崎くん目当てで荒船隊まで行ってるのになんで荒船の名前が出てくるの!?」
「俺が知るかよ……」

まぁ正論である。

「うぅ〜〜〜、おかしい、半崎くんの好感度は着々と上がっていたはずなのに!」
「お前が半崎のこと好きなのはわかってるけどわざわざ隊室まで来んなよ」
「だって私攻撃手だから狙撃手で学校も学年も違う半崎くんと関わることないんだもん!」
「だから来んなよ」

背を向けた荒船の背中をぽかぽかと叩く。
大人しく口を閉じていた犬飼が喋り始める。

「つーかさぁ、そんなに好きなら告白したらいいじゃん」
「はぁ!?冗談言わないでくれる!?」
「冗談じゃないんだけどなぁ」

犬飼に便乗して荒船も早く告っちまえ、と言ってくる。

「荒船まで〜〜……」
「逆になんで告白できないんだよ」
「だ、だってさぁ〜、半崎くんすごいかわいいからモテそうじゃない?私みたいな女の相手するより同年代の可愛い女の子相手してた方が半崎くんだって楽しいと思わない?」
「うわめんどくさ」
「チョ〜〜失礼!!」
「授業始まるから静かにしろ」

そう言われ犬飼は自分のクラスに戻って行った。

拗らせ夢主
進学組3年A組、ボーダーB級隊員
半崎に一目惚れし、荒船の隊の人だと知ると紹介してくれ!と荒船に迫った。
拗らせすぎて一緒にゲームする友達ポジ止まり。

帽子の人
夢主に半崎を紹介して欲しい!と言われ紹介したことを後悔し始めている。

犬飼ってないくん
こいつおもしれ〜、の精神で茶々を入れてるだけ。