25話 ページ26
『いや本当に!!!私本当に別世界の日本から来たんですよ!!』
「そうね…」
さっきから説明してるけど全然信じてくれない。
信じてくれないというか可哀想な子を見る目で見られている。
『ね〜ぇ〜本当に嘘じゃないから信じてくださいよ〜〜!!』
「信じてるわよ、まさかここまで頭の足りない子だと思ってなかっただけで…」
『いやいやいや本当に嘘もついてないし本当のこと言ってるんだけどなぁ!?』
これは長期戦になりそうだ
『くっそ〜〜〜!!証拠とかないから何も言えない!悔しい!』
顔に手を当て喚き散らす
「………」
ベル姉様がなにか考える素振りをしている
『…ん??ベル姉さんどうかしやした?』
「いえ、あなたが本当に前世の記憶を持ってこの世界に生まれたとして」
『え?ちょっとベル姉様信じてなかったの??』
「…半信半疑だっただけよ。」
『いや悲し…』
「まぁ、さっきの続きだけど前世が警察だった貴方は何が出来るのかしら?」
『え…う〜ん?出来ること?上司に指示された相手をひたすらボコボコに殴り潰すこと。』
「そうだけどそうじゃないわ。貴方が持ってる技術の話よ」
『あ、技術的な面か。恥ずかち〜〜〜〜ウフフッ
、、、すみません、それならハッキングとかですね。そうゆうのできると組織に潜入しやすいし相手の情報抜き取れるしムカつくヤツの弱み握れる』
後者は完全に個人の私情である
「…じゃあちょっと、とある組織の情報調べてくれないかしら」
『えっ?なんで』
「情報を盗んだ証拠が残らないようにお願いね」
『いやいや待ってよ、今はまだ犯罪に手染めたくないんですけど』
ベル姉は私の発言の一言一句を聞き逃さなかった
「今はまだ、なら今犯罪に手を染めたって構わないでしょ?」
『いやいや遅かれ早かれ人を殺すことになるとは思ってたけど、ちょっと時が早いわ』
「あら、殺人をするつもりでいたの?」
『、、、うん。警察になっても個人で勝手ができるって訳でもないからね』
「じゃあ警察になる必要も無いんじゃない?」
正論ではある
『……うん、そうなんだけどね、、警察になる必要は無いと私も思ってるけどね?過去にちょっと、、いや、いっぱいやらかして警察になることが親との間で決定しちゃってね?うん。はい。』
「、、あぁ、」
全てを悟ったような目で哀れみの視線を向けられる
『察してくれてありがとう、、』
半べそをかきながら感謝した
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明里香(プロフ) - こころさん» 承知致しました。丁寧なご説明有難うございます。頑張ってください。応援しています。 (2020年6月14日 16時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 明里香さん» ご丁寧にありがとうございます。年齢等に関しては作り始めた頃、警察学校組の時系列を詳しく把握しきれてなかったため原作と矛盾が生じたと思います。今後少しずつ書き直して辻褄を合わせようと思います。それまではそのような設定だと思い読んでくださると有難いです。 (2020年6月14日 13時) (レス) id: a5e5a050b5 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - すみません。気になることがあるのですが、警察学校組は大卒で入校していたはずです。原作では29歳で夢主とは2歳差で、この物語だと19歳で入校していることになりますが、この物語ならではの設定ということでよいのでしょうか? 長々と失礼しました。 (2020年6月14日 12時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 私が死んだ日の話、誤字がありました。「打たれた」ではなく、「撃たれた」です。 (2020年6月14日 12時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
由羅(プロフ) - 面白いです。ただただ面白いです。どうしてくれるんですか?私爆笑しすぎて酸欠になりかけたんですけど。 (2020年2月9日 21時) (レス) id: a829207c12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こころ | 作成日時:2018年3月17日 2時