26話 ページ27
『う〜ん、じゃあどこの組織の情報なの?』
「うちが最近取引してる組織なんだけどちょっと怪しくてね、大事な商品が使えないものだったら困るじゃない?」
『品質確認ですか〜、、』
「良く言えばそうね」
『その商品は何か聞かないでおきますね。想像はつくけど』
「助かるわ、一応必要なものは揃ってるつもりだけど、どう?」
車の後部座席に促された
『う〜ん、ベル姉さんが普段使ってて問題ないんならいけるんじゃない?下手したら一般家庭のPCとかスマホでハッキングする人もいるご時世だし』
今からハッキングする組織のセキュリティにもよるけど
「じゃあ大丈夫かしら、どれ位で出来そう?」
『えぁ〜、昼前には終わらせたいなぁ』
願望である
「そ、私はここにいるからよろしくね」
『あっれ全部投げていーの?私ハッキングの情報残したりウイルスばら撒くかもよ?』
「そんなことしたら殺されるってわかってるのに?貴女は頭が可哀想だけど馬鹿ではないわ」
『褒められながら貶された、、
よし、これで大丈夫かな??』
この場所電波通じんのか?と不安はあったが電波はあるみたいだ
『ちゃちゃと終わらせて家にかーえろ!!』
爽快を通り越し不快を感じさせるほどのタイピング音を響かせる
「貴方ちょっとその音どうにかならない?ちょっとうるさいわよ」
『このタイピング音が私の本気度だと思って我慢してください』
「はぁ、、」
盛大なため息すら美味しいベル姉ですわ
君の溜息に乾杯しちゃう
いつもの様に馬鹿なことを考えながらハッキングをしていると不審なコードを見つける
『ん、、?なんだこれ』
うっかり見逃しそうになったがトラップだろう
『私じゃなきゃ逆探知されてたかもなぁ』
へへん、と自分を讃えているとどデカいため息が聞こえた
「、、、貴方、オススメの病院を勧めるわよ?」
どうせ病院と言っても闇医者だろう。
『え、も、も、もしかしてマジで言ったと思ってます??
流石に私でもこんな自画自賛しないですよ?ふ、ふざけて言ってるって分かって言ってますよね??
ベル姉様も私に合わせてふざけてくれただけですよね?ね?ブラックジョークってやつですよね!?』
しかし返答は一切返ってこない
『ざずがに゙冗゙談゙でずっ゙で!!!!』
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明里香(プロフ) - こころさん» 承知致しました。丁寧なご説明有難うございます。頑張ってください。応援しています。 (2020年6月14日 16時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
こころ(プロフ) - 明里香さん» ご丁寧にありがとうございます。年齢等に関しては作り始めた頃、警察学校組の時系列を詳しく把握しきれてなかったため原作と矛盾が生じたと思います。今後少しずつ書き直して辻褄を合わせようと思います。それまではそのような設定だと思い読んでくださると有難いです。 (2020年6月14日 13時) (レス) id: a5e5a050b5 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - すみません。気になることがあるのですが、警察学校組は大卒で入校していたはずです。原作では29歳で夢主とは2歳差で、この物語だと19歳で入校していることになりますが、この物語ならではの設定ということでよいのでしょうか? 長々と失礼しました。 (2020年6月14日 12時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 私が死んだ日の話、誤字がありました。「打たれた」ではなく、「撃たれた」です。 (2020年6月14日 12時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
由羅(プロフ) - 面白いです。ただただ面白いです。どうしてくれるんですか?私爆笑しすぎて酸欠になりかけたんですけど。 (2020年2月9日 21時) (レス) id: a829207c12 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:こころ | 作成日時:2018年3月17日 2時