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シャトルラン。十七回でした。息切れして体育館に伏せながら「おうち帰りたい……」などとほざいてました。作者は運動が絶望的に出来ません。 ページ27

「皆さんは男性とセッ クスを…したいと思いますか?」



「セッ…!?突然何を聞くのよこの子!」



「今日はそれを訊く為に皆さんに集まってもらいました!」

……(遅れてきたけどどうしたらいいかわからない)




「あっ鳴神さん。鳴神さんはしたいと思いますか!?」



『……ちょっと、状況があまり……』

何これどういう話?

親の会社の交流会に出席してたから話の流れがわかんないんだけど。




「だから、男性とセッ クスをしたいかという話です!」



『説明をされてもわからない……』



「これから始まる抗争に向けてズルい大人達に一矢報いるために同盟を組むみたいな話じゃないの!?」



『そんな話だったんですか!?』



「いや違うのかもしれないけど!」



「あっ、一応その話もしたいです……この後時間が余ったら……」



「優先順位おかしくない!?」



「こっちは火急の問題、貞操の危機なんです!」

お家騒動は十分火急の問題だと思うけどなぁ……この面子のレベルの家柄だと尚更。

ほら私一応VIPなのに霞んでくる……




「会長が…!私の事を性 欲の視線で見てるんです!」

性 欲の視線!?




「なんかの勘違いでしょ?御行がそんな……」



「いいえハッキリ言ってました!私とやりてぇって!」



『会長そんななの!?』



「ほらっ鳴神Aに変な印象植え付けちゃったじゃない!まだまだ無垢っぽい子に!」

残念だけど無垢ではないです。




「男子達がボーイズトークしてる所を盗み聞きしちゃった訳です。
付きあって四ヶ月だし、そろそろみたいな事を赤裸々に。」



「あー、そういう……」

……(付き合ってから三日後とか言えない)




「会計くんは大きい方が好きらしいですが、「なんだかんだ言ってAさんサイズが一番ですねハイ。
やっぱり触りやすいって大事ですし、何しろちょっとした色気で(わあっ…)ってなれるので。」と。
なので体の相性が合わないとかで別れる事は無いかと。」



『あははっ、殺そ』

後で私の家に来るようLINELINE〜♪


今日は颯馬も親も居ないから、たっっっぷりお話出来るね……?




「風紀ちゃん?おーい、風紀ちゃん。学園予算の(かなめ)は殺さないようにね?」

唯一出来るのは水泳です。お水だいすき→←皆大好き(?)ヤンデレのお時間です



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作者名:白米 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/13ec41960d1/  
作成日時:2021年4月5日 9時

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