毎日告白してくる彼【石上優】【かぐや様は告らせたい】 (ページ15)

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『私はただちょっとだけ、ドキッとしちゃったの！別にそれが好きだって言う証拠にはならないでしょ！』

｢見苦しいよ私？だったらどうして、ドキッとしたって言うの？｣

『ぐ、それは……』

｢好きなんでしょ？石上さんの事が。
石上さんと一緒にいると胸の辺りがぽかぽかして、あったかくなる。
彼の言動一つ一つが愛おしくて、かっこよく見える。たとえ少し位恥ずかしくたって、彼の為を思えば……｣

｢お待ちなさい。後から来た新参者の分際でこれ以上好き勝手するのは許さない。｣

｢じゃあ私にはなんの発言権もないと言うの！？そんなのおかしいわ！
だって今一番表に出ているのは私でしょう！｣

｢それこそおかしいのよ。何故貴方はそう慎みを持たないの？
誇り高き秀知院の生徒として恥ずかしくないのかしら。
……とにかく、石上さんの事が好きかどうか見極めるのは後でにすればいいわ。
今は断るか承諾するか、それを決めましょう。｣

『裁判長、最終決断を……』

｢えっ！？わ、私は別に……貴方が決めればいいんじゃ……｣

『そっ、そんな無責任な！！』

｢だって、私達が何を言おうと最終的に決めるのは貴方自身よ。
この場は話し合いをする場であって、決断をする場所ではない。｣

『私自身……』

私が下した判断、それは───────