一方通行なその恋に【K.N】 (ページ6)

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5.チームページ6

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「取り敢えずこんな感じかな。わかんないことあったらまたいつでも聞いて」

『はいっ、ありがとうございます』

一通り案内してもらって仕事に戻る。

「西之濱さんがデザインってことは、運が良かったら同じチームになるかもね」

『え？』

「俺今度、プロデューサーデビューするの」

『えっぷろ…？！えっおめでとうございます！』

二宮さんはむふふ、と嬉しそうに笑う。

「ありがと」

『二宮さんと早く仕事したいな～』

どんな風に仕事をするのか近くで見てみたい、そう思った。

それは好きとかそういう感情じゃなくて、ただ単に彼がどんな人なのかを知りたかったから…

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「ってことで今回はこの2チームでよろしく頼むな」

移動から一週間が経ち、仕事も少しずつ慣れてき頃新しいプロジェクトが決まった。

ここへ来て初めての仕事、頑張らなきゃ！

よし！っと気合を入れて自分のディスクに向かう。が

「チーム、一緒じゃなかったね」

そう言ったのは二宮さんで…

彼はもう一つのチームになったのだ。

『はい…残念ですけど、仕事はちゃんとしますから！』

「えらいえらい」

…あれ、流された？