第104話 狸寝入り* ページ11
ガチャ
リ「……まだ起きねぇのか」
ハ「……うん」
隣の椅子に座ったリヴァイをハンジは横目で見る。
包帯を巻いた左腕からは血が滲んでいた。
ハ「…腕、大丈夫だった？」
リ「あぁ…暫くは使えねぇが元に戻るらしい」
ハ「らしいって…」
・
リ「昨日から寝てねぇんだろ…代わってやるから寝て来い」
ハ「…でも、、」
リ「エルヴィンの命令だ」
ハ「……わかったよ、Aのこと頼むね」
リ「あぁ…」
ガチャ…
・
リ「…いつまで狸寝入りするつもりだ」
『……気づいてたんですか』
リ「当たり前だろ」
Aは笑いながら起き上がると
『…大丈夫です。起きたの、ついさっきですから』
そう言ってリヴァイに笑顔を向ける。
リ「笑うんじゃねぇ…気持ち悪ぃ」
『……それは流石に傷つきます』
リ「無理してんのがバレバレなんだよ」
恥ずかしいからか、全く目線を合わせない彼を見てAは笑った。泣きながら、笑った。
声は聞こえないように押し殺した。
顔はバレないように下を向かず…
それでも彼は窓の外を見ながら言った。
リ「雨が降りそうだな」
その言葉につられて空を見ると
雲一つない快晴
彼女は"何か"に納得をして
『…ほんとだ』
と、言った。
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乱 - （＾＾）だってほんとに好きなんですもん（＾＾）これからも頑張ってこれからも頑張って…っ！こちらこそ！ (2019年3月21日 20時) (
レス) id: 65841a866b (このIDを非表示/違反報告)
ここなっつ(プロフ) - 乱さん» コメントありがとうございます( ^^ )好きだなんてそんな嬉しいお言葉まで…更新頑張ります！これからもよろしくお願い致します。 (2019年3月21日 10時) (レス) id: 7e6aae4d6b (このIDを非表示/違反報告)
乱 - ここなっつさんの作品好きですっ！これからも楽しみにしています！更新頑張ってください！ (2019年3月13日 19時) (レス) id: 65841a866b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ここなっつ | 作成日時：2019年3月12日 23時
