【進撃の巨人】憧れと憎しみ (ページ4)

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§No,2→当日§ ページ4

～壁外調査当日～

リ「エレン、壁外へ出たらフードを被れ」

エ「え？フード、ですか？」

ペ「敵に見つかるわけにはいかないからね」

エ「あの…オレ作戦の事全然わからないんですけど…」

作戦は本当に何も聞いてない。

聞いたのは、

巨人の力を絶対に使わないこと。
リヴァイ班の人達から離れないこと。

たったそれだけだ。

オ「当たり前だろ！新兵のお前に今回の作戦を話す価値もな…(ｶﾞﾘｯ」

グ「……何やってんだよオルオ」

エル「興奮しすぎだ」

ペ「まったくもう」

リ「お前ら無駄話も大概にしろ」

グ「すいません、リヴァイ兵長」

・

エ「………」

もうすぐ出発なのに…Aさん
見送りにも来ないのか…？

ペ「エレン…？何か探してるの？」

キョロキョロしているオレに気づいたのか、ペトラさんが声をかけてきた。

エ「はい…Aさん何処にいるのかな、と思って」

ペ「その人って…」

「あ？A？何だお前、あの女と仲良いのか？」

そう言ったのは、

オレ達の隣にいた班の一人。

「ははっ！まさか、あのクズ野郎のこと好きとか言うんじゃねぇよな？」

その言葉に、周りの奴らはクスクス、と笑う。

エ「……は？？」

ペ「エレン、話を聞いちゃ駄目よ」