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リ「でもさ、Aが怖いのと同じ様にその夕葉って人も怖いんだと思う..」
「....?」
リ「だって自分の好きな人が、自分以外の女をデートに誘ってるんだもん。必死にアウェイな空間をホームに変えて行こうって気持ちもわかる気がする..」
「うん....」
アウェイな空間をホームに、、か。
リ「なんか、さ」
「....？」
リ「あんた圭と別れて良かったかもね笑」
「え？」
リ「私今のAの方が好きだよ」
「何急に」
リ「必死に考えて必死に悩んでるA、めっちゃ可愛い笑」
「なにそれ笑」
空になった2人分のグラスをリサが重ねる
リ「まぁ将来的にみんなパートナーを見つけると思うけど、そんなん今あんたが考えても仕方ないでしょ。その時考えればいいんだから」
「そう...だけど..」
リ「それに.....あんたに男ができるのをみんなが嫌がるパターンもあるかもよ？」
「それはないない笑」
リ「...いやぁ、ある大いにある」
やたらとリサが声を張るから思わず笑ってしまう
むしろ早いとこ彼氏を作って私が家を出て行った方がいいんじゃないかな、、、、？
リ「話聞いた感じでは私は潤くん推しかな！なんかやることいちいちイケメンだし」
「楽しんでるでしょ笑」
リ「人の恋バナで胸キュンしてないとやってらんないわよ」
「..笑」
久しぶりにリサと会って、抱えていたモヤモヤを全て話せて少しスッキリした
リサの家を出た頃には空はオレンジ色になっていて、空の色が変わるまで話をしていたことに驚いた
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帰り道
？「おねーさん」
肩をポンと叩かれ振り返ると、
「にの！」
片手はデニムのポッケに突っ込み、もう片方の手でコンビニの袋をぶら下げたにのが立っていた
和「今帰り？」
「そう、にのも？」
和「俺は今日休みだったから散歩がてら酒のつまみを買いに」
「にのが散歩....」
和「なんだよ」
「引きこもりのにのが散歩...」
和「うるせぇな」
さきいかにチータラに柿の種
可愛い顔して袋の中は完全におじさんだ
「私柿の種食べる〜」
和「一粒100円な」
「たっか！！！」
和「フフッ笑」
こんなにも平和な夕方が、
この後一変するなんて。
いや、ここまでが平和すぎたのかもしれない。
だからこの後起こることなんて、私もにのも、
想像もしていなかった。
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ふり(プロフ) - 感情移入して泣きながら読んじゃいました！すごく素敵な作品であるですね。どのように完結するのか楽しみです！ (2020年2月4日 22時) (
レス) id: e7746f777b (このIDを非表示/違反報告)
FKLove(プロフ) - 初めまして！最初から一気に読みました。主人公に感情移入して読んでいたらドキドキしたり、苦しくなったりしました。どうなって行くのか非常に気になります！とてもハマりました。更新楽しみに待っています♪ (2019年12月27日 1時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
柚(プロフ) - 面白くて一気に読んでしまいました！！！ドキドキします（○_○）！！更新楽しみにしてます (2019年12月14日 7時) (レス) id: 95b46067ba (このIDを非表示/違反報告)
mielay(プロフ) - 更新待ってました〜〜(><)♪にのも翔くんもいいけど、大野くんの包み込んでくれそうな感じ好きなんですよね(笑)これからの展開ドキドキしながら楽しみにしてます！ (2019年12月5日 12時) (レス) id: 883d77482b (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - 次の展開が楽しみです。更新待ってます (2019年10月2日 12時) (レス) id: 313a034b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年8月4日 1時
