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翌日、仕事に行く準備をして下に降りるとちょうど帰ってきたところらしい大野くんと会った
また朝まで仕事だったのかな
智「わ〜A」
「おかえり笑 今帰り?」
智「そ〜、もう俺眠くて死にそう」
ふぁ〜っと倒れそうになるので慌てて支えたら大野くんはふにゃっと笑う
智「..仕事?」
「うん、昨日作った生姜焼き冷蔵庫にあるから食べていいよ」
智「...」
「...?」
さっきまでの可愛い笑顔はどこへやら唇を尖らせて明らかに不機嫌な顔になる大野くん
生姜焼き嫌いだっけ...
智「Aと全然休み被らない」
「.....へ?」
や、休み.....?
智「なんで今日休みじゃないのAずっと働いてない?!」
「や、昨日休みだったから...今日から4連勤 笑」
智「嘘...俺今日明日休みなのに....」
その時気付いた、大野くんの洋服からふわっと香水の香りがすることに
この香り....どこかで...
「..先週一緒にテレビ見たよ?」
智「そんなのもう10年前の話だよ」
「いやいやいや笑」
10年前って..まだ出会ってもないよ..笑
可愛いなぁ...精神年齢駿くんと変わらなかったりして..
智「何笑ってんの」
「なんでもない笑」
智「..何時に終わるの仕事」
「21時過ぎかな」
智「..じゃあ迎えにいく」
「え、あ...ありがとう?笑」
可哀想だけどわたしも仕事に行かないといけないので、なぜか最後は謝りながら家を出た
-
はぁ..
昨日せっかくやすみだったのに
予定ずらしゃ良かったな....
潤「うわ、何してんの?今から仕事?」
智「んや、今帰ってきた」
この時間に部屋着ってことは松潤も今日は休みか...
この男とはよく休みかぶるんだよなどういうわけか
潤「何」
智「はぁ...」
潤「人の顔見て溜息つくなよ」
まじで俺Aと100年位休み合ってない気がすんだけど
雅「あ、松潤今日唐揚げ食べたい!」
これから出勤らしい相葉ちゃんがバタバタと階段を降りてきて、松潤を見つけては夕飯のリクエストをする
潤「この間食ったばっかだろ」
雅「え〜俺もう1年以上唐揚げ食べてない気分」
潤「どんだけ好きなんだよ笑」
雅「ね、お願い!」
智「好き...」
あぁそうか、なるほど
だからか.....
Aは唐揚げなんだ
智「..めっちゃ好きじゃん」
自分の気持ちは知ってたけど、
自分の思いがでかくなりすぎてることに、
こんなところで気付いてしまった
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作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年7月3日 2時
