壊れるくらい、抱きしめて

Tear 14 ページ14

部室のドアを開けると、先輩とこれから後輩になる子達がいた。





うわ、結構待たせちゃったやつ？←









壱「『すいません、遅くなりました！』」





夏「…ちょっとぉっ！二人とも、夏恋を置いてかないでよぉ〜！」





壱「『あ、ごめん…』」←





大「夏恋ちゃん、ありがとう！…二人はこれからもうちょっと早く来るようにしてね？」





壱「『は〜い！』」





大「1年生は、さっき入部届け書いてくれたから…もうダンス部の部員。ちなみに、皆ダンス経験者らしい。」









…ダンス経験者なんだ、じゃあ少し安心かな。









私が1年生の時も、3年生の先輩に入部届けを書いてと言われた。





何で先輩に言われたかというと……









ここのダンス部は顧問がいない。





だから、入部届けは部長に提出する。





顧問がいないため、部員の誰かが怪我をしたら活動停止。





そういう約束をしてまで、ダンスをしている。





ここにいる皆は、ダンスが大好きだから。









晴「自己紹介でもする？」





涼「そうだね、じゃあ大樹から宜しく〜！」





大「はいっ！3ｰCの佐藤大樹です！こんな感じでも部長やらせてもらってます！宜しくね！」←





萩「同じく3ｰCの藤井萩花です。最後に部室に入ってきたのが私の妹です。宜しく。」





隼「俺は小森隼ですっ！3ｰBです！宜しくお願いしま〜すっ！！」←





玲「…うるさっ。えっと、3ｰBの佐野玲於です。宜しく。」←





涼「3ｰAの片寄涼太です！皆で頑張ろうね！宜しくね〜！」





晴「涼太と同じく3ｰAの佐藤晴美で〜す！宜しくお願いします！」









かなり個性的なメンバーが集まっている3年生。





私は隼先輩と玲於先輩のコンビが好きかな。笑

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