転生しました ページ2
『ふふーん♪文スト新刊やっと買えたー!仕事が忙しくてなかなかこれなかったんだよねぇ。』
高校を出てすぐに就職した先がブラックだった。
給料も安いしその割に仕事も多いので常に疲労困憊。
今日だってこのあとすぐに会社に戻らないといけない、嫌だなぁ。
下を俯きとぼとぼ歩いていたら何処からかクラクションの音が鳴り響く。
驚いて顔をあげたら目の前にトラックが。
一瞬のことで訳も分からず呆然と立ち尽くしていると、
ドンッ
鈍い音を立て体が宙に浮く、こんな時でも案外冷静でいられるものだ。
運転手と思われる人が何か言っているようだが、すごく遠く聞こえる。
意識が遠くなるとはこういう事なのだろう。
『(文スト新刊見たかったなぁ。)』
ぼんやりとそう考え、徐々に暗くなる視界に少し恐怖を覚える。
次に目を覚ますとそこは病院ではなく、
『……………ここどこ!?』
知らない場所でした。
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天音(プロフ) - 江戸川乱世@「乱世さん」と呼びなさい。さん» 乱世さんありがとうございます✨ (11月22日 21時) (レス) id: ae6643b137 (このIDを非表示/違反報告)
江戸川乱世@「乱世さん」と呼びなさい。 - うへへへ、、、、好きです。 (11月22日 11時) (レス) @page10 id: f169115c31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天音 | 作成日時:2023年11月12日 9時