文豪の極甘な反応集・短編集

《リクエスト》○○しないと出れない部屋に閉じ込められたら ページ8

太宰治【本心をさらけ出す】


｢本心、ねぇ……気になるかい？私の本音。｣


焦らして聞いてきます、いいからさっさと教えろ、まず貴方から言えということですね。

『うーん、私は治の全部が好きだけど強いて言うならいつも冷静で周りをよく見ているとこかな。』

と百点満点の回答を言うと彼は珍しく照れてしまいます。

｢そこまで思ってたとは…私も倍にして返さないとね、そうだね、私はAをピーして、ピーさせたら、ピーピーピー…｣

包帯無駄遣い装置に-百点減点。










江戸川乱歩【何フェチか言う】


｢………匂い……｣


作用でございますか…

恥ずかしながらも伝える彼、ですが何でそうなのか言わないと出れないのでそれも説明していただきます。

｢抱き着いたときAの匂いを嗅ぐと凄い幸せになるんだよね、いい匂いだし。｣

なるほど、隠れて猫吸いならぬA吸いをしてたと。









中原中也【相手の嫌なところを言う】


｢男としゃべるところ俺以外の男を10秒以上見つめるところ俺を１番に頼って縋って欲しい。｣


後半ほぼ私的じゃないですか、しかも結構物騒。

彼曰く生きてるだけで偉いし可愛いけど他の男とは会話するなということ、流石っす幹部。









フョードル・ドストエフスキー【Aが太宰のことを褒める】


｢……日本にはここまで人を不愉快にさせる物があるんですね。｣


ライバル的存在の彼を褒めるの嫌ですもんね、しかも己の恋人が褒めるんですもんね。

まぁ言わないと出られないのでとりあえず言う貴方、彼はニコニコしてますが目が笑ってません。

頭いいとかかっこいいとか言ったら｢僕の方が頭よくてかっこいいですよ？｣と横から指摘してきます。

｢僕の方が圧倒的に彼に勝ります。｣









ニコライ・ゴーゴリ【３０分間キスをする】


｢キスし放題じゃん！わーい！！｣


そう言い貴方にキスをします、最初は触れるだけでしたが徐々に激しさを増します。

分厚い舌を貴方の口にねじ込み口内を蹂躙します、舌を引っ込ませれば大きな手で顔を両手で包み絡めてきます。

酸素を欲して必死に応える貴方を薄目で見て微笑む彼がいます。


｢出たら続きしよーね♡｣

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