文豪の極甘な反応集・短編集

付き合ってない文豪に事故でキスをして『もうお嫁に行けない』と言ったら ページ4

太宰治


｢す、すまない、大丈夫だよ君はとても魅力的なのだから、｣



こんな初心な姿を見たことがなく焦る太宰さん。

とりあえずいじるより慰めようという気持ちが勝ったようです。

涙ぐみながら『じゃあ太宰さんがもらってくれる？』と聞くと彼の理性がプッツンします。


｢勿論最初からそのつもりだよ、何なら今すぐにでも結婚しよう。｣










江戸川乱歩


｢僕の助手してる以上誰にも君を渡すつもりはない。｣



真顔でそう告げられる貴方、これは一種の告白ですね。

こんなこと言われてなんて反応すればいいかわからない貴方に彼は手を優しく握ります。


｢だから大人しく僕に貰われてよ。｣










中原中也


｢俺はその方がいいな、中原幹部のお嫁さん、どうだ？悪くねェだろ？｣



さすが中原幹部、サラーッと言えるあたり男前ですね。

ですが内心心臓バックバク、断られたらどうしようなどと考えています。

顔を赤くしながら頷けば、もう一度キスをされます。


｢決まりだな、絶対ェ幸せにする。｣












フョードル・ドストエフスキー


｢安心してください、僕が貰いますから。｣



彼の場合ある程度計算してからやってそう。

懐から婚約指輪を取り出し貴方の薬指に嵌めます。

そして手の平にキスを。


｢僕の愛、受け取ってくれますか？｣











ニコライ・ゴーゴリ


｢私もお婿に行けないッ!!勿論貰ってくれるよね？Aちゃん。｣



逆に貰えと言われる貴方、困惑する貴方を見てシクシクと嘘泣きをします。

『も、貰います！！貰いますから！？』と言って泣いている彼を見れば、

ニヤァと笑いその言葉待ってました状態です。


｢ありがとうAちゃん、精一杯幸せにするね。｣











条野採菊


｢安心しなさい貴方を幸せにできる男なんて私くらいですからしょうがないので貰ってあげます。｣



ここまで息継ぎ無しで言い切ります。

それを見て口をぽかんと開けているとだんだん恥ずかしくなる彼。

貴方が笑いながら『本当に幸せにできる？』と聞くと、


｢当然できます、私を誰だと思ってるんですか。｣

私は既に【太宰治】→←普段照れない夢主が照れてみた

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