文豪の極甘な反応集・短編集

フリーハグと書かれてある看板をぶら下げていたら ページ20

太宰治


｢太宰専用っと、よし！ハグしようか！！｣


油性ペンで自分の名前を付け足します､この男。

付け足したあとはギューッと苦しくはないけどかなり密接なハグをしてくれます。


｢ねぇ、次はキスがいいなぁ〜、私｣










江戸川乱歩


｢フリーハグ？君何してるのさ､この名探偵である僕はしないからね｣


謎の意地を発動するツンデレ名探偵｡

だけど鏡花ちゃんや晶子さんがハグしてるのを見て嫉妬で爆発､ズンズンと此方に迫りより息苦しい程のハグをしてくれます｡


｢ホント油断も隙もないね、君は｣











中原中也


｢……浮気か手前…｣


ハグしたのか、俺以外の人間と…!!

ちょっと怒り気味の中也さん。

看板は無事ぶっ飛ばされいつも通り彼専用のものとなるでしょう｡


｢そんなにハグしてェんなら俺としろ、いいな｣










フョードル・ドストエフスキー


｢何億で買い取れますか？｣


マジな目でそう言う彼。

この中でもぶっちぎり独占欲嫉妬心が強いので使われる前に買収するスタイル｡

買い取れないと言うとショボンとあからさまに落ち込むので結局彼専用となるようです。

作戦通りだね、フョードルさん。









ニコライ・ゴーゴリ


｢ふふ、Aちゃんは暖かいねぇ。私専用になればもっと嬉しいんだけどなぁ｣


サラっとこれやめて俺のものになれよと誘導していきます｡

その後もずっと貴方についてまわり自分専用となるまで離してくれません。


｢じゃあ私がAちゃん専用になるから！さぁおいで！！｣











条野採菊


｢馬鹿何ですか、貴方｣


第一声は罵りの言葉、さすがです

でも彼が怒っているのは”フリー“というところです


｢…私では満足しないのですか、そうですか｡構ってほしくてもこれは流石においたが過ぎますよ｣









ためてたやつです、リクエストはちゃんとこなしますから何卒…

続く お気に入り登録で更新チェックしよう!

最終更新日から一ヶ月以上経過しています
作品の状態報告にご協力下さい
更新停止している| 完結している


←《リクエスト》彼シャツしてみた

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す