文豪の極甘な反応集・短編集

《リクエスト》文豪がドＳになってみた ページ14

太宰治


｢君は私の犬だろう？他の奴に尻尾を振るなんて、君も悪くなったねぇ。｣


大人の色気爆発太宰さん、依頼相手とはいえ男ならば彼の嫉妬の対象になります。

自分が唯一愛している貴方を取られたら、彼は嫉妬で狂ってしまうでしょうね。


｢違うっていうのなら今ここで私に証明できるよね？｣











江戸川乱歩


｢無防備だなぁ、全く、悪戯しちゃおっかな〜……な〜んて。｣


彼の腕の中で眠る貴方、彼はというと寝てる貴方の唇をふにふに触ってます。

寝息を立てるその唇をガブッと、とか考えてますが流石に寝ている貴方に手は出しません。

でもやっぱり貴方には触りたいので触れるだけのキスをくれます。


｢早く起きないと本当に悪戯しゃうよ。｣











中原中也


｢ったくまだ慣れねェのか？そろそろ観念しろ。｣


キス慣れしない貴方にそう言い耳にキスをします。

毎回『やっぱむりぃ！』と拒む貴方が愛おしいけど何処かもどかしさも感じる。


｢しょうがねェ奴だな、俺がしっかり躾てやっから安心しろな？｣











フョードル・ドストエフスキー


｢もしかして緊張してます？手が触れただけなのに。｣


彼は絶対触り方ｴｯだと思うんですよね。

貴方の手をすりすり撫でて挙げ句の果てには恋人繋ぎをしてきます。

顔真っ赤にしてる貴方を見て微笑みます。


｢慣れるまでこうしてあげますからね。｣











ニコライ・ゴーゴリ


｢小兎ちゃんみ〜っけ、ふふ。｣



貴方を自分の外套で包み込み、上から覗き込むようにして貴方の瞳を見ます。

貴方も目に映るのは彼だけ、その事実に彼は支配欲や庇護欲がまた上がります。

因みに道化師に捕まった以上逃げられませんよ？


｢僕だけの小兎ちゃん、他の男を知らないままずっと僕の隣だけで笑っててね。｣












条野採菊


｢ほらほら、キスしたいんでしょう？頑張ってください。｣


身長差が彼とは少しありいつもは屈んでくれる彼だけど今日は意地悪したいよう。

爪先立ちで頑張ってキスしようとする貴方に対して可愛い、好きとツンデレを見せます。


『す、少しは屈んでくれても…』

｢嫌です。｣

『ぐぬぬ……』

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