塗くんの助手。 (ページ5)

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「………ここで、働く？」

法「そう！あれ？もしかして嫌だった？」

「いえ！そうじゃなくて…いいんですか？」

法「もちろん。オーナーの僕が決めたことだしね。

じゃあ、今日からよろしくってことでいいかな？」

「はい！よろしくお願いします…！」

なんか、大変なことになったな。

でももうあんな会社行きたくもないし
ここのオーナーさんはとてもいい人だし

ここならうまくやっていけそう。

法「まくるちゃ～ん」

ま「は～い」

法「この子に自己紹介してね。」

奥からかわいらしい女の人がでてきて
私の前に立った。

ま「はじめまして。幕間まくるです。」

「天羽(あもう)Aです。よろしくお願いします！」

ま「めずらしい苗字だね～！
Aちゃんよろしくね^ ^」

そういう幕間さんも
めずらしい苗字だよ…初めて聞いたもん。

「はい！

あの…ここはカフェなんですか？」

ま「まさか法郎さん、ここのお店のこと
説明してないんですか？」

法「うん。これから説明するよ。

あ、でもその前にもう一人。塗く～ん？」

またまた奥から出てきた人。

昨日の人だ…

「あの、昨日はありがとうございました！

今日からここで働くことになりました
天羽Aです。よろしくお願いします。」

ペコッと頭を下げた。

塗「也川塗。よろしく。」

無口でクールな人なのに、
目がクリクリしててかわいい顔だなぁ…

あっ…いけない。ガン見してた…

慌てて目を法郎さんの方に向ける。

法「よし、みんな自己紹介したってことで
Aちゃん、今からこの店の説明をするね。」

「はい！」

こんなオシャレなところで働けるなんて
なんだかちょっとわくわく。

がんばらなくちゃ。

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