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chapter7 ページ8
「っ…」
絶望的なほど信じられないその状況に、思わず顔を覆った。
みんなの視線が痛くて、前を見れない。
「みんな…みんなどうしたんだよ………なんか…変だぞ……？」
相変わらず、みんなの表情は変わらない。
「ねえ、神童さん…」
「もう目を覚ましてくださいよ」
「なあ、お願いだ…」
「もう、終わりにしましょう」
なにもわからない。
なにもしらない。
ただひとり、おれだけがなにもしらない。
みんなはぜんぶ、なにもかもわかってるんだ。
だけど……おれはちがう。
おれは、なにもわからないんだ。
みんなとちがって、ぜんぶわからない。
「「「「だって、キツネの正体は……………」」」」
ゆっくりと目を閉じる。
ああ さいしょからおれは みんなとちがうところにいたんだな………
平凡ヒーロー、『ここから本気』
―――――またありきたりな話か
終わり
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百紅(プロフ) - はるさん» はい (2016年6月2日 20時) (
レス) id: 400725c684 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - キツネが神童さんなの？ (2016年6月2日 17時) (レス) id: d902ca2190 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：百紅 | 作成日時：2016年5月28日 23時
