二十二話 予感 ページ23
あれから数日経ち、病院内を毎日まわっていたことがあってか設計など、色々わかった。
というかわかりすぎた
流石に病院内を歩くのもつまらなくなってきたので今日は人間観察をしようと思う。
受付にある椅子に座って観察しようと考えたが他のお客さんも多く来るだろうし、受付の人に言って防犯カメラを見て人間観察をしてよいと許可をもらった
一般人じゃ絶対にできないことだが、俺は警察官だし、もし何か犯罪が起こっても防犯カメラをみているからすぐに駆けつけられる。もしくは犯罪を防げるだろうと考えたらしい。
よし、観察開始だな
.....なんかすいません。
数十分後、色々な収穫はあった
その人の癖とかわかったりしたし、
男の人がめっちゃでけぇくしゃみしてたのはビクったけどな。
うわ、あの女の人スカート短っ
おい後ろのガキすげぇ興味津々じゃねぇか
親止めろー
色々思うことはあるが人間観察は結構面白くて、気づいたら始めてからもう三時間ほど経っていた
____プルルルル
その時だった、俺のスマホが鳴ったのは。
ちなみに俺のスマホはプライベートと仕事用に分けている
今回の電話はどうやら仕事関係のようだ
《もしもし。松田です》
目《Aくん!目暮だ。緊急で電話している。実は四年前に起きた例の事件と同一犯と思われる犯人からFAXが送られてきて、松田くんが先に現場と思われる場所に行っている!》
それだけ言って電話を切った目暮警部。
その行動がよほど緊急なのだと思いしらされる
きっと目暮警部は俺がその現場に行けないのを知った上で電話してきたんだ。
陣平に、俺の、弟に、
________危険なことが起こるかもしれないと思ったから。
ああ、嫌な予感がする____
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作者名:本さん。 | 作者ホームページ:http://22ganbaru
作成日時:2022年5月4日 3時