☆四 ページ4
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純「河野純喜です！！祥生の友達なら大歓迎やし、ピザもえぐいほどあるんで好きなだけ食べてってください！！」
わざわざ立ち上がって握手を求めてきたので、すかさずこちらも握り返す。
なんというか……モテそうな顔。
すると、河野さんを筆頭に次々と自己紹介をしてくださった。
瑠「白岩瑠姫です。あの、ピザ頼みすぎたの俺なんで本当遠慮しないで食べてってね」
こちらも随分と整った顔。
例えるなら…これはもう王子しかなさそう。
蓮「祥生の昔話とか聞いてみたいな〜！あ、川尻蓮です。蓮くんでいいからね！」
すごい優しい笑顔で迎え入れてくれて、緊張がどんどんほぐれていく。
豆「豆原一成っす！あの、みんなからは豆って呼ばれてます」
豆ちゃん…って…名前も本人もかわいい！！！
というか、みなさんもっとチャラチャラした怖い感じを想像してたけど、全然そんなことないみたい。
「みなさん、ありがとうございます…お言葉に甘えていただきます！」
奨「どうぞどうぞ！」
祥「緊張解けた？」
「うん、おかげさまで」
祥「よかった〜」
まだ全員はいないみたいだけど、とりあえずこの場は大丈夫そう。
瑠「奨くんコーラ！！」
奨「はいはい、いっぱい買ってきたよ」
純「瑠姫俺にもー」
瑠「Aが先。はい、コーラ飲める？」
「はい、ありがとうございます！えっと…」
瑠「名前でいいよ、瑠姫くんって」
「あ、じゃあ瑠姫くん。ありがとうございます」
思えば瑠姫くんって、名前もすごいな…
純「A！俺のことは純喜くんな！」
河…純喜くんは随分とぐいぐい来る。
でもそっちの方が遠慮しないですむからありがたいかも。笑
蓮「ピザもどーぞ、はい」
「蓮くん、ありがとうございます！」
豆「あの、俺年下なんですけど…Aちゃんって呼んでいいですか？」
「豆ちゃん！もちろん」
なんていうか、みんなの歓迎ムードが凄すぎて
とてつもなく心地いい…
祥「はは、Aもうすっかり馴染んでるな」
「え、うそ」
祥「ほんまに。連れてきて正解やな」
奨「うんうん、誘ってよかった」
ニコニコの2人見てたら、遠慮しないでちゃんと来てよかったなって思う。
ピザもコーラも美味しいし、こうやってワイワイ食べることも普段ないから楽しい。
なんて考えてたら、なにやら部屋の外から声がしてきた。
誰か来た？
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作者名：伊乃 | 作成日時：2021年9月11日 16時
