オタク少女190 ページ44
『……』
ユウ「全然怖くないよ？」
少しでも喋ったら落ちそうなので黙っているとユウくんが励ましてくれた。
…それが、私には怖いんだよぉぉ！
絨毯に命を任せられないよ…！
ユウ「…A。大丈夫だって。」
そう言って肩を引き寄せてくれた。
……。
うぅ…ユウくんの優しさが心に染みる。
ユウ「これで怖くないでしょ？」
『…うん。』
…こう言ってるけど、やっぱり怖いわっ！！！！私は命が大事だぁぁぁぁ！！！
・・・
グリム 「はぁぁぁ…本当に楽しかったんだゾ！」
『正気かい？坊や。』
ユウ「もー、僕が励ましてあげたのにやっぱり怖かったの？」
『あ、その件はどーも！』
カリム「喜んでもらえてよかった。何だかんだあっという間に夕餉の時間だな。」
君には私が喜んでいるように見えるのかな？まぁ…景色はすごかったけど。
グゥゥゥゥ
『あ、さっきたくさん食べたのに、もう……』
お腹の音が鳴り響いちゃった。恥ずかし……
グリム 「俺様もなんだゾ！」
カリム「あははっ…よし！今日はジャミルにたくさん作ってもらおう！」
『え…？いや、もうあの地獄は…』
流石に夜もあの量食べたら太るよっ！？それとも私をぶくぶくに太らせて最終的には食料にしようとしてんのか！？
…はい。被害妄想乙ですね。
ユウ「僕ももう…無理…」
カリム「遠慮なんてしなくていいからなっ！って…え！？」
急にカリムが体ごと振り向いたと思ったら此方へ倒れてきた。
え？嘘でしょ？
『ちょっまっ！ちょっまっ！ストップ！』
そんなこと言っても止まるわけないのでカリムは見事に倒れてしまった。
…しかも私を押し倒すような体勢で。
カリム「あっ…た"たたた…」
なんて近いんだ…カリムの顔がすぐそこに…。少し動いたら鼻の先同士が触れてしまいそう。
『カ、カリム……』
カリム「……ぃたた…どうした？」
『ちょっと…離れてください…。』
てか私ごと倒されたから背中が痛い…骨折れたかも。
グリム 「俺様たちは何見せられてるんだゾ…」
ユウ「……ほんとに。」
グリム様たち呆れてる！？私は悪くないんだよっ。呆れるならカリムだけにして！！
ジャミル「カリム…？床に倒れこんで何してるんだ……え？」
あ、ジャミ先……。
待って！その冷たい目やめてっ！違うよっ誤解しないでぇーー！！！
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ゆう(プロフ) - 光華さん» そうですそうです！いつもありがとうございます(^^) (2022年10月30日 21時) (
レス) id: 67b68da8e8 (このIDを非表示/違反報告)
光華(プロフ) - 夢主ちゃんの鼻歌の所って、〈捻れたリズムで踊ろう〉ってとこですか！？いつも、ニコニコしながら見てます！大好きですっ (2022年10月30日 11時) (レス) @page38 id: 50f3e04b49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆう | 作成日時：2022年7月24日 15時
