グラス博士との邂逅 ページ9
「初めまして、ローワン・グリーンさん。私がサイモン・グラスです。」
穏やかにそう微笑んだ目の前のグラス博士は、私がここ数日で会った博士とは何かが違う気がする。そうだ、人事ファイルには優しすぎると書かれていたか。
「はい、よろしくお願いします。」
「業務内容なんですが…あの博士から聞きました?」
「全く…。」
グラス博士は苦笑をすると、移動しながら説明を始めた。
「私はここの職員、又は人型オブジェクトの定期カウンセリングを行っています。貴方には私が次にカウンセリングをする職員に声掛け、必要になれば強制連行をお願いしたいです。最近、仕事を盾にして来ない仕事人間が増えてきたので…。」
カウンセリングなのに強制連行っていいのだろうか?思うところはあるが、そうでもしないと来ないのだろう。
ただ、自分は特に何かをやっていたわけでもないのだが、大丈夫だろうか?抵抗されたらもう無理だ。
「まずは…ああ、彼なら確実に来てますね。」
本当はダメなのですが、別室から見てみます?と、カウンセリングルームの隣へ手招いた。
グラス博士の人事ファイル by Pair Of Ducks (作成年2009) https://scp-wiki.wikidot.com/dr-glass-personnel-file
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宵闇(プロフ) - 久々の更新なのに超絶短くて申し訳ないです…。次回はシニアスタッフ出ますよ〜!(大声) (2022年9月18日 23時) (レス) id: 51e67cda3b (このIDを非表示/違反報告)
名無しの中学生 - 続き来たー‼︎次回はグラス博士ですか?お身体に気をつけて頑張ってください (2022年1月9日 11時) (レス) id: 20e81833b7 (このIDを非表示/違反報告)
宵闇(プロフ) - 名無しの中学生さん» コメントありがとうございます!私が問題児三人衆中心に職員大好きなので、絶対クレフ博士出てきます!もうしばしお待ちを...。 (2022年1月7日 22時) (レス) id: 6a9d41dd79 (このIDを非表示/違反報告)
名無しの中学生 - すごい好みの作品です!続きとクレフ博士の登場まってます! (2022年1月6日 10時) (レス) id: 20e81833b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:宵闇 | 作成日時:2022年1月3日 22時