夢のような、そんな話 (ページ8)

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右肩に感じる温かさにドキドキが止まらないせいで、じっと動けずにいると
隣から聞こえた規則正しい寝息

『え、寝たの。？』

恐る恐る顔を除くと、俯いて眠る姿が。

にしても、綺麗な肌......
毛穴ひとつ見えないんですけど。

寝させてあげたいけど、
さすがにこの体勢じゃ私の心臓がもたない

『ジミンちゃん、起きよっ』

JM「んぅ..... 」

軽く肩を叩くとうっすら目を開いた

そして、私を見ると
ふにゃ～っと溶けそうな笑顔を見せてくる天使

この子はほんとに人間.....？
可愛いにも程がある。

JM「 Aヌナいい匂いするから眠い..... 」

『し、しないよ！』

JM「まだくっついてていい？」

『えっ』

JM「だめ？」

『だめじゃないけど..... 』

JM「いいってことだね」

ごそごそと動くとなぜか私の後ろにまわりこんで足を伸ばした

私、ジミンちゃんの足の間に居てます。

『へっ、わ..... 』

またもや右肩に重みを感じた理由

それは、この子が頭をグリグリしてくるから。

JM「あのさ、」

『ん？』

JM「なんでユンギヒョンなの～」

『え、』

JM「やだ」

『どういう.....っ！』

どういうこと？って聞きたかったけど、それは出来なくて。

だって、

急にお腹にまわってきた腕に強く引き寄せられたから。

『じっ、ジミちゃ！ん、』

JM「ユンギヒョンって石みたいだよ？」

『ん、？』

JM「だって基本動かないもん」

『え？笑』

肩に顎を乗せて話すもんだから、
密着してて背中が温かい。

それに、めちゃくちゃいい匂いする.....

JM「それに中身老けてるよ？」

『ねえ笑』

JM「あと、ユンギヒョンは塩対応だけど僕は真逆だよ？」

『なにそれ笑』

JM「だから、僕にしてよ」

最後のその言葉にびっくりして、思わず振り向くとトロンとした表情のジミンちゃんと目が合った

JM「ヌナ」

『は、い』

JM「ちゅーしたい」

『は！？』

この子は酔ってます

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