ロビンの計画 ページ9
=ロビンside=
「……まだまだね。」
「なにが?」
「まだまだ昔のAと変わってないってことよ。
あのツンツンのあなたからね。」
冷たい夜風がぴゅうっと私とAの間を通り抜ける。
ここに来てからずっとAの腕の中にある仕込み傘。ブルックやジンベエも気づいていただろう。
まだまだこの一匹狼が安心してすべてをさらけ出せるような場所には程遠い事を。
からのコップをカタンと置くその音でわずかに首をすくめるかわいい狼の前にしゃがみ、そっと頭を撫でる。
「…昔のあなたなら、こんなことしたらすぐに私を殺していただろうから、そういう意味では成長したのかしらね。ふふっ」
頭を撫でられるのは、Aにとってどのくらい久しぶりの事なのだろうか。
この船の中にそれを知るものは、Aの過去を知るものはいない。
「あなたがこの船に乗ってくれたということは、頭では私達の事を信じてくれているのかもしれない。それは今日のAの態度でわかっているわ。
でも心の底からは信じきれていない。
でも、私達はAを歓迎する。これは紛れもない事実よ。」
目をぐるぐるさせて考え込むAを優しく抱きしめる。ぴくりと動くAを無視してそのまま抱きしめ続ける。
ルフィは簡単にAを抱きしめるが私相手では警戒されるのか…と思うとルフィの人たらし能力の高さに感心すると同時に警戒された事にちょっと悲しくなる。
「もう日が登る時間よ。おやすみ、A。」
「…うん、おやすみ」
困ったような顔をしながら逃げるようにベッドルームに入るA。
その名前と入れ違うようにサンジがむくっと起き上がる。朝ご飯の準備をするためだろう。
「ふあぁ…あ、ロビンちゅわぁん!!!朝日と共に輝く君を見ることができて幸せだよ〜♡………って、そんなに嬉しそうな顔してどうしたんだい?」
「サンジ、みんなをおこすわよ。作戦会議を始めるわ。」
警戒心の強い、かわいい子犬をでろでろに甘やかすのだ。
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まっだこ(プロフ) - うああああああありがとうございますううううう!!!で、大丈夫すか??? (2023年2月26日 19時) (
レス) @page3 id: 34c9deb42a (このIDを非表示/違反報告)
暁 - ちょっともう,,,なんかもう,,,うあああああ(どした？) (2023年2月26日 14時) (レス) @page8 id: 1fc9dc00b9 (このIDを非表示/違反報告)
まっだこ(プロフ) - みこさん» ありがとぉぉぉ！！！！！！ (2023年1月15日 16時) (レス) id: 34c9deb42a (このIDを非表示/違反報告)
みこ - すきぃぃぃ！！！！！！ (2023年1月6日 20時) (レス) @page7 id: ec82ef838c (このIDを非表示/違反報告)
まっだこ(プロフ) - ひめさん» コメントありがとうございます!ルフィとの合流、ほんと長かったですね〜。書いてる側もちょっとホッとしましたε-(´∀｀*) (2022年11月16日 22時) (レス) id: 34c9deb42a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まっだこ | 作成日時：2022年11月15日 23時
