王様の涙 ページ48
「会長さん……」
天「君の決意はもう決まったのかな？」
もちろん。そんなの前から決まっている
私はコクンと頷いた
天「それなら…その答えを聞かせてほしい」
会長さんはニコッと笑った
「…私、私は………」
駄目だ。緊張というより焦りで言葉がうまく出ない
皆が黙る。
聞こえるのは、私の胸の鼓動だけ
泉「……A、落ち着きな？大丈夫。みんな待ってるから」
「…………うん」
そんな優しい言葉をかけられたら、泣いてしまうじゃないか…
「(泉のバカ…)」
私は決心して、できるだけ大きな声をだし、言った
「…………私は、Knightsのプロデューサーになります…！」
桃李君、伏見くんは目を見開いている
桃「え、A…？fineじゃないの？どうして…？僕達じゃ足りないって言うのッ！？」
「そんなんじゃ…！」
伏「ぼっちゃま。Aさまが困ってしまいます」
桃「っでも！」
まだ納得のいっていない桃李君。
いつもあの笑顔を見ているせいか、私はすごく罪悪感に呑まれてしまった
「ご、ごめんなさ…「Aが謝ることじゃないと思うんだけど」……凛月くんっ」
凛「これがAの選択肢だよエッちゃん。黙って引き下がったほうがいいと思うなぁ」
スゴくご機嫌な凛月くんは、私の背中にもたれかかってニコニコと笑っている
天「その選択肢が君を、１年後や２年後に苦しめるものだとしても……かな？」
それでも……
「……それでも、信じているからッ………」
私は、この人達と一緒にいたい。
それだけでいいじゃない。
１年後や２年後なんて、今の私には関係ない
「……後悔も絶望も、喜びも感動も、一杯する…。でも、それでも私は…私はッ………！」
レ「A、もういい…」
「！」
レ「ありがとな」
ニシシと泣きながら笑う月永先輩
その笑顔を見て、私も大きく泣いてしまった
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
伏見くんのハンカチ
ラッキーアイドル
ひなたくん
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「あんスタ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
奈津(プロフ) - すみません。トリスタの正式名称間違ってます。正しくはTrick Starでは？ (2017年5月28日 10時) (
レス) id: 826bdbb745 (このIDを非表示/違反報告)
美梅(プロフ) - 面白かったです♪オリキャラの刹那くん。可愛すぎますッッ！！これからの展開も楽しみに待ってますので、頑張ってください(・∀・＊) (2017年5月18日 21時) (レス) id: 43941bc923 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Clear | 作成日時：2017年5月10日 17時
