555話 ページ46
陽月side
志傑高校。私からすれば、大した脅威でもない
そりゃあ、鬼やらマフィアやら戦ってきたからね？
でも、危なっかしいのを見てられないよなぁ
その危なっかしさを指摘されることがなかったために、命を散らした隊士は数多くいる
彼らがそうなることがないのを祈りたいね
まあ、大丈夫だとは思うけどさ
相澤「夜嵐イナサ、ありゃあ強いぞ」
『そうなんです？』
相澤「ああ。夜嵐、昨年度、つまりお前らの年の推薦入試、トップの成績で合格したにも拘わらず何故か入学を辞退した男だ」
緑谷「えっ！？じゃあ１年！？ていうかトップの成績って、実力は轟くん以上！？」
ふぅん、推薦トップ、ねぇ…？
…だから、何？
『それはどうだかね。焦凍は入試の時と違うよ……「いろんな」意味でね』
物理的な強さ、経験値の多さという違いじゃあない
それはみーんな同じことだ。大なり小なり、ね
けど、違う
『ねぇ、夜嵐くん。私怨を交えているようでは、ヒーローになどなれない。…そのこと、ゆめゆめ忘れないようにね？』
夜嵐「勿論分かってるッス！」
『どうだか……』ｽｩｯ
目を細めて彼を見やる
彼は明らかに焦凍に敵意を抱いている。恐らくそれは、彼の「ヒーローを目指す」という目的を阻害するほどだ
焦凍も、君も、だからダメなんだよ
父を憎み私情で個性に制限をかけた焦凍
理由は知らないけれど。異様に焦凍に敵意を向ける夜嵐くん
どちらも私情を挟みすぎだ
そんなことでヒーローが務まると？甘いんじゃない？
私情に囚われて行動を決めてしまうようでは、ヒーロー候補生のスタートラインすら立てない
競い合うだって？君が？私と？
バカ言わないでよ
今の君に、私達と同じ土俵に上がる資格はない
君がヒーローになれるか否かはそこだよ
焦凍が乗り越えた壁よりも容易い筈だ、君の障害は。ならば乗り越えて貰いたいものだね
瀬呂「雄英大好きって言ってたわりに入学蹴るってよくわかんねぇな」
『よくも悪くも熱血馬鹿。要は私情挟んでるだけに思えるけどね』
瀬呂「し、辛辣〜……」
『ま、実力だけで言えば本物…。気を付けた方が良いかもね、皆は』
私？眼中に入れてないよ
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うにゃ猫(プロフ) - かわあいからうにゃ猫になりました！リクエストのに読み返した今気づいた…ごめんなさいありがとうございます！！ (2022年7月6日 3時) (
レス) @page30 id: 173f9610a3 (このIDを非表示/違反報告)
零月 - わーお推し作品見てるときの私だー← (2022年2月25日 13時) (レス) id: e13128236a (このIDを非表示/違反報告)
かわあい - なんか私ヤバくね？ (2022年2月25日 3時) (レス) id: 173f9610a3 (このIDを非表示/違反報告)
かわあい - ふふふ、はは、とても、とても面白い！！！！！！早く次の話が見たいです！よろしくお願いします！ (2022年2月25日 3時) (レス) @page48 id: 173f9610a3 (このIDを非表示/違反報告)
萃香 - 後、この立場逆転物では夢主ちゃんはエンデヴァーファンと言う設定でお願いします。入れ忘れですゴメンナサイ (2022年2月5日 9時) (レス) id: 7e47203457 (このIDを非表示/違反報告)
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