第２９話 ページ32
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prrrrrr,prrrrrr…pｯ
『脳外科医局です』
っ！！！！
白石「藍沢先生っ？」
『白石か？』
白石「頭部外傷で意識不明の少年がいるの。７、８才壁に挟まれててまだ動かせない。救出まであと３０分かかるっ」
『もういい、分かった』
白石「……っ」
『＿＿＿＿現場に向かう』
白石「藍沢先生、来てくれるって！」
男の子の胸部を消毒する仁科先生に知らせる
「それは心強いわ。一応麻酔しようかな」
仁科先生に注射器を渡す
「フェローの方行って」
白石「…え？でも、それじゃっ」
「藍沢が来てくれるならこっちは大丈夫。
あんた確か、スタッフリーダーになったんだよね？」
白石「う、うん」
「現場には指揮官がいない。１人でも多くの人を救いたいのはみんな同じ、その手段を知ってるのは医者だけ。医者が現場で指示を出さない限り、患者は死ぬ」
白石「……」
「＿＿＿＿＿＿＿白石、指揮官になって」
白石「っ！？」
それは衝撃的な言葉だった
統率力も技術も仁科先生の方が私より遥かに上
私よりも仁科先生が指揮官になった方が……
「あたしが行ってもいいんだけど、なんせ初対面だし、彼らの能力はまだ把握できていない。そうなると、白石しかいないでしょ」
確かに、この場でフェローの能力を知っているのは私だけ
白石「………」
「行って」
仁科先生の鋭い瞳が私を見つめる
白石「……っお願い。救出できたらその子を第一優先で搬送して。消防とCSには伝えておく」
「了解」
男の子を仁科先生に任せ、駐車場の方へと向かう
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オオカミ - 更新頑張ってください。応援してます（*^_^*） (2020年8月25日 16時) (
レス) id: ffd4e4f77d (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2019年9月4日 13時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - すっごく面白くて大好きです！更新頑張ってください。楽しみにしています。 (2018年7月31日 2時) (レス) id: 1cf252bae5 (このIDを非表示/違反報告)
リミカ(プロフ) - 10《いお》さん» 夢主と藍沢先生と白石先生がエレベーターに乗って話をしていると救命にはあいつがいるって言ってたから夢主の事を言ったのかと思うし、別れた理由をしっかりと藍沢たちに伝えればいいと私は思います！m(__)m (2018年4月17日 11時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
リミカ(プロフ) - そうですね…出来れば藍沢先生と結ばれる作品を書いてほしいです…m(__)m (2018年4月17日 11時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：10《いお》 | 作成日時：2017年8月22日 15時
