第２４話 ページ27
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「先生！山車の下の女性、手が足りません！！こちらお願いします！！」
手が足りない！？
白石「分かりました！！」
藤川「白石！！」
藤川先生とフェロー２人が到着した
白石「この男性お願い。意識は３桁、呼吸音は左右とも正常。私は山車の方に行く」
藤川「分かった行ってこい！」
ここは藤川先生に任せ、山車の方へと急ぐ
白石「っ嘘…」
そこには山車の下敷きになっている女性とその女性の瞳孔を見ている仁科先生
白石「仁科先生っ！！」
「白石、丁度いい所に来た。この人挿管お願い、肋やってる可能性がある」
そう言って仁科先生は何処かに行こうとする
白石「ちょっ！何処に行くの！？それに腕っ…」
仁科先生のワイシャツの右手の部分は赤黒く染まっていた
タオルか何かで止血しているみたいだけど、それももう意味をなしていない
「大丈夫。その人、子どもがいるみたいなの、何処かで動けなくなってるかもしれない。探してくる」
白石「っ、分かった。そこに藤川先生とフェローがいるから救命バッグ持って行って」
「了解」
＿＿＿＿名取side
エコーの準備をする藤川先生
俺と灰谷は、ただ見てる事しか出来ない
「藤川！」
藤川「うぉ！？仁科っ！？」
「バッグ一つもらう」
いきなり声をかけてきた女の人は、そう言って俺の肩から救命バッグを奪った
名取「ちょっ」
「その人、多分骨盤やってる。エコー終わったら最優先でヘリに乗せて」
藤川「分かった」
「あんたたちがフェロー？」
藤川先生の方を見ていた目が俺たち２人を捕らえる
名取「そうですけど……あなたは」
「名取はそっちにいる緋山のサポに行って。
灰谷は１ブロック先のスーパーの駐車場に軽傷者集めてるから、トリアージ確認しながら手当てしといて。手に負えない患者が出てきたら、緋山か藤川呼んでくれていいから」
灰谷「はい！！」
大きく返事をして駆けていく灰谷
『ニシナ』と呼ばれたその女性は、返事は？と言わんばかりの顔で俺を見る
名取「…はい」
俺の返事を聞いてその女性は去っていった
あの人、いったい誰なのだろう
一瞬で俺たちの名札を見て名前を呼んだ
初めて聞くその透き通った声に胸が高鳴った気がした
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オオカミ - 更新頑張ってください。応援してます（*^_^*） (2020年8月25日 16時) (
レス) id: ffd4e4f77d (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 続き気になっています この作品はもう更新されないのでしょうか？ (2019年9月4日 13時) (レス) id: 48370e286a (このIDを非表示/違反報告)
みゅーちゃん(プロフ) - すっごく面白くて大好きです！更新頑張ってください。楽しみにしています。 (2018年7月31日 2時) (レス) id: 1cf252bae5 (このIDを非表示/違反報告)
リミカ(プロフ) - 10《いお》さん» 夢主と藍沢先生と白石先生がエレベーターに乗って話をしていると救命にはあいつがいるって言ってたから夢主の事を言ったのかと思うし、別れた理由をしっかりと藍沢たちに伝えればいいと私は思います！m(__)m (2018年4月17日 11時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
リミカ(プロフ) - そうですね…出来れば藍沢先生と結ばれる作品を書いてほしいです…m(__)m (2018年4月17日 11時) (レス) id: 1722f61193 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：10《いお》 | 作成日時：2017年8月22日 15時
