全力の愛のかたち(yb × hk)

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光 『やぶっ………、……んっ、…んぅ、…っ！』



自分から出てる声が自分の声じゃないみたいな甘くて高い声。




そんな声が恥ずかしくて、できるだけ声が漏れないように繋がれたままの手を口に当てがう。





薮 『…っひかる、………かわいっ………気持ちぃ、？』



いちいち恥ずかしい事を聞いてくるやぶが憎いのに、



俺のペースに合わせるように、

さっきよりも腰の動きを緩めて、頭をやさしく撫でてくれるから、




”気持ちいい”の返事の代わりにやぶの首に腕を回した。





薮 『だいすきっ………っひかる…』



ただでさえ恥ずかしい行為をしているのに
俺をぎゅっと強く抱きしめながら耳元で囁かれるから、



恥ずかしさと、愛しさとで、もう俺の理性もおかしくなりそう。







埋められた首に無数のキスを落とされるのはくすぐったくて甘いのに、



時折首に舌を滑らせられるのはぞくっとして、身体が捩れてしまう程いやらしい。





俺の快楽も俺の感情も、今は全部やぶが所有権をにぎってて、


それが幸せと思う俺は女子みたいで嫌になった。



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