15、 ページ16
今日も電車の時刻を遅らせ家に帰る時だった。
いつも俺が居るホールには沢山の人集り。
「大丈夫か!」とか心配する言葉が俺たちを包む。
嫌な予感。
俺は隣にいた女性の人に話を聴いたら
「今、おじいさんが、、落ちちゃったのよ。。そしたらね、背の高い男の子が、、」
ここまで聴いて俺は叫んだ。
山「裕翔くん!!!」
裕翔くんだ。
直感でそう感じた。
人混みを掻き分けるとホールに落ちている裕翔くんとおじいさん、
おじいさんを上がらせたら電車が来てしまった。
早く、
はやく!
はやく!!!
誰か停めてよ!!
山「ゆうとくん!!!」
光に包まれた裕翔くんは空高く飛んだんだ。
山「ゆうとくん、ゆうとくん、ゆうとくん、、」
泣き叫ぶことしか出来ない俺。
救急車がきて俺は裕翔くんの友達として乗せてもらった。
俺は裕翔くんが生きてることを祈った。
神様。
裕翔くんを助けてください。!
でもそんな願い叶うわけもなく
病院に着いた瞬間に、裕翔くんは息途絶えた。
裕翔くんの親は皆泣いていて、
俺も泣きじゃくっていた。
26人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ふわふわ | 作成日時:2021年2月25日 20時