微笑み…52 ページ3
「さて、A」
「……なに?」
昼休みが終わり急いで戻った教室。授業が終わった後は、やっぱりいつも通り玲奈と話していた。まぁそうなってしまえば自然と話題は、昼休みの出来事になるわけで……
「菅原先輩が天使すぎる件について議論しようか」
「……うん」
そこから玲奈による玲奈のための玲奈だけが得をする菅原先輩自慢?と言うかノロケ?話しが始まった。
「……でねっ玲奈が先輩達に質問攻めされて困ってる時にさりげなーくカバーしてくれたりとかっでも逆に菅原先輩に質問がいくと顔真っ赤にして口ごもっちゃったりとかして……もう本当マジ可愛い!天使!」
「そうだね」
もしこれがアニメのキャラクターの話なら私もそりゃあノリノリで「だよねだよねっ分かるわ〜その気持ち」的な感じで話していただろうが、残念ながら玲奈がしているのは、三次元の話であり二次元では無い。
「って言うかさ」
「んー?」
玲奈が、菅原先輩のノロケ話しを中断させて意味深そーに私の隣の席をチラッと見た後。また私に目をむける。……私の隣の席は影山クンですが?なにか、問題あります?
「前から思ってたんだけど」
「はい?」
「影山ってもろAのタイプじゃね?」
「……はい?」
思考が停止して約三秒。私は隣の席をそーっと覗き見る。……良かった。幸いにも影山は、そこにはいない。
「いきなり……なに言い出すのさ」
「えぇ?だってそうでしょ?Aのタイプってさ‘目付き悪い’‘身長高め’‘ツンデレ’でしょ?」
「え……だって、ツンデレ可愛いじゃん」
ツンデレってめっちゃ可愛くない?普段つんつんしてるけど、たまにデレ〜ってなるとこが、でも、あまりにもデレデレしすぎるのは、気持ち悪いから、ツン対デレを割合で表すと7:3が、私的に一番良いと思うんだ。だってさ、9:1だとさすがにキツいしやっぱこれくらいが一番だと思うんだよね。
「絶対Aと影山、良いと思うんだけどなー」
「そんなことどうだって良いから」
なんだかこんな話をしているといたたまれない気分になってきたので、無理やり話題を変えようと必死に話題を絞り出す。
「あ、そういえばもうすぐ文化祭だよねっ?」
「えっ?もう?まだ少し先じゃない?」
「そんなこと無いよー」
季節外れの嵐が来るまで、後少し。
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クロエ・カナリア(プロフ) - 小遥さん» あ、ありがとうございます!実は最近かなりいそがしくて久し振りの更新です(笑)2月までは更新できない日も続きますが、そう言っていただけるとかなりはげみになります!!これからもよろしくお願いします! (2016年1月4日 20時) (レス) id: 739077dc5d (このIDを非表示/違反報告)
小遥 - この作品面白いですね!私ハイキューの影山大好きなんで!!応援してます!!頑張って下さい! (2016年1月4日 20時) (レス) id: 54435abd29 (このIDを非表示/違反報告)
クロエ・カナリア - 赤い消火器さん» ありがとうございます!更新頑張りますね! (2015年6月15日 22時) (レス) id: 9647c78a26 (このIDを非表示/違反報告)
赤い消火器 - この作品大好きです!!更新がんばってください! (2015年6月15日 21時) (レス) id: d27eb85fb5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:クロエ・カナリア | 作成日時:2015年3月4日 10時