大鬼族長家の末娘 (ページ2)

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ジュラの森ページ2

Aside

現在我々は、戦の中である。

このホブゴブリン中々やる…

紫と共にホブゴブリンの相手をしていた。

主だろうか？

仮面をつけた魔人がホブゴブリンに寄り回復薬を与える

仮面の魔人「おい、お前ら。事情は知らんがうちのヤツらが失礼したな。話し合いに応じる気はあるか？」

『兄様…』

赤「正体をあらわせ！邪悪な魔人め！」

仮面の魔人「おいおい！ちょっと待て！？俺がなんだって？」

魔物を市域するなんて、ただの人間には出来ない

何者なんだ…

里を襲ってきた仮面の男に似ている気がし、警戒を強め

さらに探りを入れる。

先程から兄様は怒りで我を失っている。

もう少し冷静でなければ…

そして赤が攻撃を始める。

黒と紫も後に続いていく

黒に紫が…

あんなにも簡単に…

『蒼まで…』

仮面の魔人「お前はどうする？」

怒りと、焦りが私を襲う。

『ふざけたまねを！！』

桃「待ちなさい！！」

相手の挑発に乗ってしまい、姉の静止を無視した。

粘鋼糸

目が覚めた時、ありえない魔素量の炎が視界に写った。

姉様が兄様を説得しているのだろうか？

蒼「立てるか？」

『ええ、ありがとう』

蒼の手を取り立ち上がる

そして我々はただ似ていた仮面ということを知り、勘違いをしてしまっていた

仮面の魔じ…いやスライムの村に向かった。

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私はゴブリン達と会話を交えていた。

『とても、美味しい…』

「良かったです！」

『姉様、とても美味しいです！』

桃「久しぶりですからね、このような豪華な食事は」

蒼の奴はどこにいるのかしら？

少し森の方へ向かい、魔力感知で探る。

『蒼！見つけた！』

蒼「食事はもういいのか？」

『ええ！とても美味しかったわ！』

蒼「そうか、良かったな。」

私達はただ仲がいいのでは無い

もとは親の決めた許嫁だった。

『蒼、私は貴方との婚約を破棄します。』

蒼「ああ…」

『父上は残念だけど亡くなられてしまったけど、婚約の件もこれで無くなるから…』

蒼「嗚呼…」

彼に背を向け、村の方まで戻る。

『私姉様の元に戻るわね！』

どうして、涙が止まらないのだろう…