a.b.i.l.i.t.y/目覚め 12.D ページ15
「………はぁ。もう。…うん。分かった。」
「おい、伊野尾、」
「無理だよ薮。あの眼してる大ちゃんは止めらんないの知ってるじゃん。
それに……ハッキリ言って、誰も黙ってココで待ってるなんて、考えてないでしょ？」
「それは、そうだけど…。伊野尾が反対なら、」
「ん〜？なんか勘違いしてない？俺、反対とは言ってないよ？」
「は？」
「俺はただ、」
ー 反対��したい��…って言ったんだから ー
ニヤリと見透かしたように笑った伊野ちゃんの言葉に、薮くんを始め他のメンバーが少し驚いた顔をしたのもつかの間。
そうか。伊野ちゃんも、同じ気持ちだ。
そう思えばまたすぐに伊野ちゃん同様、決意したように笑みを浮かべた表情を全員が取り戻した。
「あーあ。一応俺は待ってるっていう選択肢、あったんだけどなぁ。」
「嘘だ。裕翔、俺の隣でずっと山ちゃんが出てった扉見てたじゃん。」
「ええ？それを言うなら、知念の方が超怖かったけど？」
「んまあ実際…、大貴が言わなかったら、僕が言ってたよね。」
知念達が軽く冗談を交えながらも、目が本気だということはひと目でわかる。
そりゃ交流の深い友達としてもライバルとしても、山田が居なくなって黙っている程、７は大人しいメンバーじゃない。
特に…知念は、ね。
「７の気迫こっわ…特に知念。」
「そういう�睫擇盍乕櫃い韻匹福繊�ね、大ちゃん。」
「いや、伊野ちゃんもいつになく企んでそうで怖いんだけど。」
「ふふっ、まぁ俺らBESTとしても、許す理由にはいかないよな。」
「うわ。。薮がマジで怒ってる…。
まぁ俺も止めないけど。」
どうやらその気持ちは７だけじゃなく、BESTもそうみたいだ。
ホント。
全員が同じ目的を決意した時はどうしてこんなに心強いものか。
恐らくそれは出会って結成して、10周年を迎えた俺達が今まで積み重ねてきた信頼そのものなのだろう。
「それじゃあ、俺らのエース迎えに行っちゃう？」
裕翔がほんの少し俺達の前に出てセンターポジションに着くとこちらへ振り向く。
その行動とは反対に今の言葉を使ったのは裕翔にとってどういう思いなのだろうか。
けれど俺達も今更それを聞くこともなく、ただ頷いて黙ったまま扉の前に立つ裕翔の後ろへと進んだ。
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あやりょ 。(プロフ) - ゆい花さん» 本当に長い期間更新を空けてしまってすいません(T_T)優しいお言葉本当に嬉しいです！ありがとうございます！ゆっくりですが、今後もよろしくお願いします<(_ _)> (2019年2月27日 20時) (
レス) id: 3f72280c96 (このIDを非表示/違反報告)
ゆい花(プロフ) - 久しぶりの更新で嬉しいです！これからもあやりよ。さんのペースで頑張ってください。応援しています(o^^o) (2019年2月26日 20時) (レス) id: c6ccc5474f (このIDを非表示/違反報告)
きき - はい(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))頑張ってください応援してます(^O^) (2017年10月24日 10時) (レス) id: b5dd81d92a (このIDを非表示/違反報告)
あやりょ 。(プロフ) - ききさん» ききさん、コメントありがとうございます！随分とお待たせしてすいませんm(_ _)m更新、頑張りますね！！ (2017年10月23日 2時) (レス) id: b331d663ec (このIDを非表示/違反報告)
きき - 更新されるのをずっと待ってます(*^▽^*)お願いしますm(_ _)m (2017年10月22日 12時) (レス) id: b5dd81d92a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あやりょ ｡
| 作者ホームページ：http://antyan
作成日時：2017年9月1日 16時
