彼女のマンネリライフ (ページ4)

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Ⅲ ページ4

わけないでしょ！

演技だよ。

全て演技で振る舞う。

美久と話すときは幼稚園児だと思って話せばなんの問題もない。

扱いが酷いって？

良いでしょ？

だって"友達"だから？ww

ま、友達だとは思ってないけど？

せいぜい接する時は人間として。

全然離れているときは物扱い？

まぁそんな感じ。

はい。

そしてもう一人の友達は、「白石鈴ｼﾗｲｼﾘﾝ」

この子は一般人……なのかな？

叶華ちゃんはサイコパス

美久はぶりっ子

私は腐女子だから。

あ、

だけど、鈴も腐女子か………………

それはさておき紹介しよう。

鈴は、穏やかで誰からも人気があって誰にも憎まれないような人。

悪く言うと決めることは決めるけど少し曖昧で流されやすく、ケンカでは中立で勝っている方につく感じ。

凄く残念な性格ですねって思う。

私は何でもズバッと言う。

だから私は嫌われ役。

だから私はいつも独り。

独りの方が人間観察しやすいから良いけど。

私は本性は曲げない。

たとえ間違っていたとしても考え直せば良い。

私は私の生き方をする。

だから鈴とも最近相性が悪い。

一言も喋らなかったもんね？

喋ったとしたら「あ……」しか言っていませんよ？

だから友達が居ない。

私の"友達"さん達は友達と思っているのだと思うけれど、

私は思わない。

この経験は２回目だから。

同じ事を２度おこさないためにも私は距離をおいている。

今の関係を崩さないためにではない。

言ってやりたいけど教師がうるさいから。

あとあいつら絶対泣くから。

怒ってないのに泣きぎみだったし。

怒ったら絶対親呼ばれる。

またストレスがたまる。

そんなのあっちが得じゃんか。

あいつらはただ邪魔者が居なくなるだけっていう認識でしかない。

だからうざい。

そして、それを回避する方法がある。

我ながら良いと思う。

その名も

「ハリー○ッター祭り」！

家に小説が全巻あるから、それを全巻読んでいく。

学校で読めば誰にも邪魔されないし。

前もそうやっていた。

その時は美久が邪魔してきたけど、

今回はそうさせない。

てか、今は私は居ない存在になってるから大丈夫。

空気扱いだから。

これが普段の日常なんだから。

仕方がない。

まぁね,仕方がないもなにも私が仕込んだんだけどね。

自分から好んで今の位置関係になっている。

美久と鈴達もさぞ嬉しいでしょうね。

"こんな奴"が居なくなって。

私はこれを日常化する。

これが私の"マンネリライフ"