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智サイド ページ35
キッチンから食器の割れた音がして心配になってキッチンをのぞいた。
そこにいたのはうずくまって震えている翔くん。
悔しいけどおいらにどうにかできることじゃないなんてことくらいすぐにわかるから、
急いでAを呼ぶ。
すぐにパタパタとかわいい足音とともにAがやってきた。
あ「どした？」
智「翔くんが…」
台所をのぞいてすぐに翔くんを抱きしめるAの腕の中で翔くんの体から力が抜ける。
不安定な体勢で、痩せてるとはいえ男一人分の体重がかかったAの体が傾くから
慌てて支える。
背中に手をまわした状態で、Aと目が合う。
なんだかおかしな体勢に二人ともつい笑ってしまう。
位置的に俺のことを上目遣いで見ながら顔をクシャっとさせて笑うAにドキッとしたのは内緒。
続く (更新停止中)
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作者名：12345 | 作成日時：2018年6月4日 22時
